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モノクロのヴァージナル

鍵盤の色についてのお話が続きます。

ピアノの前身と言えば、「チェンバロ(ハープシコード)」ですね。この楽器の鍵盤も、黒を基調としていました。実は、当時のオルガンの鍵盤の色も黒が標準だったのです。

ですから、端に、昔の人々は「鍵盤は黒白(白黒ではなく)が当たり前」と思いこんでたのかも知れません。初期のピアノの鍵盤の色も、単に、それに倣っただけかも知れません。

しかし、そう考えると、ひとつの矛盾に行き当たります!

チェンバロが普及する前に広く使用されていた鍵盤楽器「クラヴィコード」の鍵盤は「白を基調としたものが多い」ということです。

黒白時代のもっと前には、現代と同じ白黒時代があったらしく、ヴァージナル(spinetta)の鍵盤は、私が知る限りでは、白を基調としています。

「白黒」→「黒白」→「白黒」→「・・・」

個人的には、次の時においても、白黒が引き継がれることを願っております。


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