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230本は何の数?!

Una cordaという音楽用語は「一弦で」という意味ですね。

ところが、ピアノの低音部には、もともと一弦しかなく、中音域には二弦、高音域には三弦が張ってありますので、左のペダルを踏んだからといって、必ずしもハンマーヘッドが降れる弦が「一弦」とは限りません。

ですから、私は以前、この用語に違和感を抱いていました。

それは、ピアノという楽器の発展してきた過程に関係があります。

モーツァルトが愛好したピアノのペダルが、「膝」で操作するような物であったことや、una cordaの操作を手動によるストッパーで行っていた時代のピアノを知ると、その疑問は一気に解決されます。

ピアノの弦は、約230本あります。ですから、ピアノ奏者は、他の楽器に比べて沢山の音を鳴らすことが出来ます。ファゴットやチューバのように低い音からフルートやバイオリン、ピッコロのような高い音まで奏出することが出来るのが、この楽器の難しさでもありますが、魅力の一つなのです。

The average piano has about 230 strings. The lowest notes have one string per key, middle notes have two, and the higher notes have three strings for each note.

The piano can play more notes than other instruments. It can play very low notes like bassoons and tubas all the way up to very high notes like flutes, violins, and piccolos.


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