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禁婚令に逆らって処刑・・・?!

今日はバレンタインデーですね!私は、生徒さんからチョコレートを頂き、美味しさのあまり食べ過ぎてしまいました!

ところで、この記念日となった「ヴァレンタイン Valentin或いはヴァレンティヌスValentinus( ? - 269年頃)が、キリスト教の聖職者であったこと」を、皆さんはご存知でしたでしょうか?

故郷に家族や恋人を残してきた兵士たちの士気が下がるとして、結婚を禁じた当時のローマ皇帝クラウディス2世に逆らって、男女の仲を取り持ったのが、当時、司祭の職にあったヴァレンタイン氏なのです。その結果、彼は2月14日、ルペルカリア祭の生贄として処刑されてしまうのです。

西方教会においては、この聖人への崇敬より、2月14日に「聖バレンタインデー」の習慣が定着しましたが、東方教会には、恋人とヴァレンティヌスを結びつける習慣はありません。現在でも、西方教会は聖職者の結婚を認めていますが、東方教会では独身制です。

さて、今日は、このヴァレンタイン氏(イタリア・ローマ)に敬意を表しつつ、昨日に引き続いて、「イタリアとクラシック音楽の関係」についてお話ししますね。

ローマ市は初期にキリスト教会の中心的役割を担った地で、西洋音楽の発祥となった場所です。チャント(一定のリズムと節を持った、祈りを捧げる様式)や讃美歌は、この地での礼拝の中で生まれました。

初期にあっては、単旋律の歌唱であったそれらの音楽は、次第に声部を増してゆき、それに伴い、使用された譜表も、現代のそれに近くなって発展していきました。もし機会があれば、ネウマ譜などに代表される初期の記譜法を、是非ご覧になってみて下さいね。

現代の記譜法は、グイードに(990年くらい生まれ)まで遡ると言えます。彼は修道僧として、教会の聖歌隊員に音楽を教えていました。彼は、チャント(上記参照)の音程を覚えるのに困難を抱えていた歌手のために、譜表をはじめ色々な方法を考案したのです。

それが、現在私たちが使用している「楽譜」や「ソルフェージュ」に発展して行くことになるのです。そして、この「ソルフェージュ」や「読譜力」というものは、生徒さんがピアノを学習する上で、非常に便利であるばかりか、大切なものなのです。

Beginnings of Music and Music Notation

Rome was the center of the early Christian church, and it was there that Western music had its beginnings. It all started with the chants and psalms sung during religious services. First they were written for one voice, and later they evolved into early polyphony that works with two or more lines of music happening at the same time.

The mordern notation that we use to read and write music had its birth in Italy. Guido d' Arezzo was an Italian monk who was born around 990. He taught singers at churches and found that they had trouble remembering the church chants. He invented the musical staff and other ideas evolved into the system we use today.


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