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良いパン屋さんの選び方

先日、「最近、パン食にはまっている!」と言う友人から、「良いパン屋さんの見分け方」なるものを教えて貰いました。

友人曰く、「そのカギは、クロワッサンにある」のだそうです。クロワッサンは時間と共に、パサつきやすいので、常にフワフワのクロワッサンを置いてある店は、他のパンについても、常に新しい物と取り替えているとのことでした。

なるほどですね。

さて、音楽を学んでいらっしゃる方は、「クレッシェンド」という用語をご存知ですよね?

実は、クロワッサンとクレッシェンドの語源は共通しています。
 
フランス語のcroissantは「増加する」の意味の動詞croître(クロワトル)の現在分詞ですが、croissantには名詞で「三日月」の意味もあるのです。これは、「新月から満月へ向けて、拡大中の月」といったニュアンスを持ちます。

「三日月形のパン」の意味を持つ「クロワッサン」の名前の由来はここにあるのです。

イタリア語のcrescendoは、フランス語のcroîtreと同じく「増す,増加する」の意味の動詞crescere(クレッシェレ)のジェルンディオという形で、音楽用語として皆さんがよくご存知のように「次第に音量を増して演奏すること(だんだん強くしていく)」の意味の「クレッシェンド」になります。

因みに、イタリア語で「三日月」はcrescente(クレッシェンテ)と言います。

個人的には、私はクロワッサンより「バゲット」(杖という意味)の方が好きで、「パリっ子」という意味の棒状で切れ込みのある「パリジャン」や、「中間の」という意味を持つパリジャンとバゲットの中間にあたる「バタール」、および、その名の通り笛のように細長い棒状の「フルート」というパンも好みます。

フランスパンには、その他に「紐」という意味のフィセル、ボール状の小および中型フランスパンのブール、西洋キノコの形をしたシャンピニョン、「双子」という意味のフォンデュ、「たばこ入れ」という意味のタバチュール、小型のクープなどがあります。

私も友人のアドヴァイスのとおり、「クロワッサン」を見て、パン屋さんを選ぼうと思っています。ピアノ教師も、そういうパン屋さんに倣って、良いレッスンを提供してゆきたいものですね!


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