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中古ピアノの選定

先日、私の生徒さんが中古ピアノをお買いになりました。選定のお手伝いを頼まれておりましたもので、事前にお店に行って、いくつかのピアノを演奏して、良いと思った物をピックアップしておきました。

後日、調律師の方にそれらの内部点検を行っていただくと同時に、生徒さんに詳しい説明をして選んで頂くといった手順で行いました。

最終的には、製造後10年ちょっと経過した中古アップライトピアノをおお選びになりました。実は、この機種はもうヤマハが作っていないもので、鍵盤が人口象牙、ハンマーフェルトもグランドピアノと同じ材質の物が使われています。

普通のアップライトピアノの響板が背面に位置するため、後ろからしか音が出て来ないのに対し、この機種ではグランドのように、前面から音が出てくるというのも大変魅力的な点でした。

恐らく、製造コストがかかり過ぎるため、採算が合わないとして、メーカーが製造をやめてしまったのではないかと思われます。グランドピアノが理想的なのですが、そうは行かないというご家庭が多いのが現実ですから、今回は、このように希少かつ状態の良い中古ピアノが店頭にあったこと、購入された生徒さんは本当に幸運だったと思います。

ウィステリア・ピアノクラスでは、ピアノ選びのお手伝いもさせて頂いております。(ただし当教室は、販売には直接関わっておりませんので、ご紹介という形になります。)

◆下記は、最終点検を行って頂いている調律師さんから頂いている「チェックポイント」です。中古ピアノ選びはとても大変なことですから、是非、参考になさって下さい。

            ★E調律師によるチェックポイント★

お客様が選ばれたピアノの維持管理に、どの程度心配な点があるかを判断しています。

見た目でわかるのは、フェルト部品等の消耗部品の磨耗量が年数から適量か、一定期間で交換と判断する部品が交換されているかどうか、交換間近ではないか、環境による劣化では、弦を止めているピンのサビ具合、弦の表面のザラつき、鉄骨のサビ、響板や外装パネルの内側のカビやシミ、部品の反りや変形、等から、湿気や過乾燥による劣化具合、音の響きでわかるのは、これまで使用されていた方の演奏の使われ方、例えば、激しく使われたか、逆に放置されていたか、演奏による弦が乗る鉄骨側の劣化、また、その機種の平均的な音色や弾き心地から、どの程度逸脱しているのか、そして重要なのは、弦を止めているピンの硬さで、ここが緩いと最悪、調律不能になりますので、ここも、ピックアップして、ピンを回して確認しています。etc. etc.......

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