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日本組曲

皆さん、こんにちは!

現在、生徒の一人が、グスターヴ・ホルスト作曲の「木星」のピアノアレンジバージョンを練習中です。ホルストの素晴らしい作品に触れることで、技術だけでなく音楽に込められた感情や背景についても学んでいます。

ところで、ホルストが日本と深いつながりを持っていることを、皆さんはご存知ですか?彼は、日本民謡の旋律を元に構成されている「日本組曲」という6楽章から成るバレエ音楽作品を1915年に作曲しています。

前奏曲 - 漁師の歌 (Prelude - Song of the Fisherman)

儀式の踊り (Ceremonial Dance)

操り人形の踊り (Dance of the Marionette)

間奏曲 - 漁師の歌 (Interlude - Song of the Fisherman)

桜の木の下での踊り (Dance Under the Cherry Tree)

終曲 - 狼たちの踊り (Finale - Dance of the Wolves)

この組曲は、舞踊家の伊藤道郎の依頼により作曲され、一部の旋律は伊藤氏の口からホルストが採譜したとされています。特に「操り人形の踊り」は、「惑星」の第3曲〈水星〉との共通性が指摘されるほど特徴的な作品です。

ホルストの「木星」を練習することで、皆さんがどのように音楽を感じ、表現するかを深く理解することができると思います。また、「日本組曲」のように異文化を取り入れた作品を知ることで、音楽の多様性を感じられることでしょう。

次回のレッスンでは、このような背景を意識しながら練習に励んでくださいね。皆さんの演奏がますます楽しみです!


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