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幸せホルモン

昨日まで、発酵と音楽の関係についてお話ししてきました。
今日は「音楽が与える脳への刺激」について見ていきたいと思います。
音は耳から内耳に入って内耳に伝わり、脳幹を通って更には大脳の中に入り、視床と呼ばれる部分に到達します。
その視床を経由して大脳皮質の「聴覚野」というところに届いた段階で、私たちはようやく音を音楽として感じられるようになります。
この経路の途中にある大脳辺縁系の中に「扁桃体」というものがあるのですが、ここにシグナルがいったときに、「快い」「不快」「気分が良い」「気持ち悪い」などといった感覚に作用することになります。
感情、情動、恐れ、快感といった刺激というものは、この扁桃体が瞬時に感知するわけです。だから、私たちは攻撃されると本能的に逃げるし、美しいものには近づきたくなるのです。
音楽の刺激が心地良いと感じられれば、視床やその周辺の大脳辺縁系、脳幹などが一体となって働き、ドーパミン、オキシトシン、セロトニン、βエンドルフィンといった「幸せホルモン」が分泌されます。
発酵過程で食品に幸せホルモンが分泌されているかどうかは別として、モーツァルトをはじめとしたクラシック音楽を聴くことによって、私たちの心身を司る神経経路が整うことは広く知られていることですね。
音楽が私たちを幸せにしてくれることは素晴らしいですね!


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