再開組ガンバレ！！

最近、50代、60代、70代の方から「ピアノを始めたい」というお問合せが増えています。
その中には、全く初めてという方もいらっしゃいますが、子どもの頃に習っていたという「再開組」の方も少なくありません。
いくつになっても、やりたいことに挑戦する人ってとてもステキですね！
多くの方は、「若くないから、もう上達しないんじゃないかしら？」と心配されます。
ブランクの長かった方は、まず無理のないレベルから始めることを推奨しています。
子どもさんであっても、弾いてなかった期間があれば、当然のことながら実力は後退します。
つまり、練習がうまくいかないとか、上達が遅いといったことがあったとしたら、その原因は年齢ではないことも多々あるのです。
ピアノに限らず、何事も子どもの方が早く上達すると一般的には言われていますが、大人には大人の良さがあります。
特に、理解力や忍耐力に関しては、年輪を重ねた人の方が格段優れています。
ピアノに必要とされる手の技術は、瞬発力や筋力といった若者が得意とする運動能力にのみ拠るものではありません。
表現に対する音楽的希求が大きければ大きいほど、手はその演奏を実現するために、より複雑な動きが出来るようになります。
ピアノを子ども時代だけの習いごととしてだけではなく、一生の友とすることが出来るのは幸せなことですね！
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