お茶

私は福岡県八女郡という所に親戚が茶畑を持っているため、子どもの頃から毎年、「八女茶」の新茶を貰っていました。
そのためか、今でも日本茶が大好きです。
関東に来てからは、狭山茶に興味を持つようになりました。
狭山茶という名前が初登場したのは、天保3年（1832年）に狭山丘陵来た麓の出雲祝神社（入間市宮寺）に建てられた「重闢茶場碑」の草稿文の中です。
この名称は石碑には刻まれませんでしたが、明治8年（1875年）に地域一帯で精算される茶の名称を統一したことにより、「狭山茶」は狭山市丘陵のローカルな茶名ではなく、埼玉県と隣接する東京都で生産される茶の広域ブランドになったのです。
当教室の所在地は「入間市高倉」ですが、隣接したエリアである金子台には広大な茶畑があります。今の季節は天気が良い日には、北には加治丘陵、西には奥多摩の山並みと富士山も綺麗に見え、新芽の伸びた茶畑が素晴らしい景観を作り出します。
これほど広い茶畑の景観は、ここより北では見ることが出来ないのだそうです。
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