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ピアノ練習中の声掛け、それでいい?

こんにちは
松戸駅東口
礒山久理ピアノ教室です。

我が子のピアノ練習にどのように関わるかは親御さんの悩みの種でしょう。
うーん、そもそもピアノを練習するってどういうこと??
ピアノ経験の無い保護者さんにとってはまずそのあたりを改めて考えてみることで見えることもあるかもしれないですね。
今日はそんなお話です。

◆練習している時は弾けていない

は・・?・・・どういうこと・・・・・?

ピアノを弾く、というとあたかもピアニストがサラサラと流麗に美しく弾く音楽を思い浮かべるかもしれません。
それに比べて我が子のたどたどしさ・・・・はあ・・・・。

いやいや、ちょっと待ってください!

たどたどしくて当たり前!
だって「練習」なのですから。

ピアノのレッスンを受けているお子さんの場合、おうちで弾いている時のほとんどは「練習」している状態かと思います。
新しく課題になった曲の譜面に向かい、譜読みと言われるゼロの状態から音を出し始めます。
初見でぱっと見てそれなりに弾ける場合もありますが、まず楽譜から音を読みとって、適切な指を選び、鍵盤の正しい場所を探し、その音を出すという作業を繰り返すことになります。
間違ったりわからなくて止まったり、その繰り返しです。

そして、とても集中力の必要な時間です。
ピアノはメロディーだけではなく、いくつもの違った音を両手の10本の指を使って同時に奏でるというかなりかなーーり高度に複雑な作業です。
88の鍵盤から目の前の音符と照合させながら正しい音を選んでいくつも組み合わせていく。
単純に言ってしまえば、何種類もの細かい部品から説明書通りに必要なものを選び、少しずつ組み立ててひとつの形を作っていくような、そんな試行錯誤の作業でしょうか。

そんな複雑な作業の途中の段階が家庭での「練習」です。

少し弾けてきたら、さらに又音の強弱やテンポ、音色など、素敵な演奏にしていくための要素が加わった練習になります。
そんな過程を経てようやく耳に馴染む音楽になっていきます。

こういった練習の過程は幼稚園、小学生でも同じことです。
物凄く複雑で頭の働きとしては高度なことをやっています。
勿論、この曲綺麗かも?! 弾いてみたい!
そんな気持ちが先にあって、「組み立て作業」も又楽しい時間ではあるのですが。

そこで・・・・

「なんでうちの子はこんな易しそうな曲がすらすら弾けないの?」

ピアノを弾くことが実はそんな難解な作業を経ていくことと知っていたら、この言葉をあなたのお子さんにかけられるでしょうか?!

パパ、ママ、お願いですから練習の過程ではその言葉は封印してください。
子供たちはとっても難しいことにいつもチャレンジしています。
レッスンを受け続けて新しい曲にチャレンジしていくだけでも素晴らしいです。

ちょっとスラスラ弾けたら

「うちの子天才!!!すごいやん!!!」

これくらい言ってもちっとも大げさではないです。
本人が頑張っていることへ褒めて褒め過ぎは無いと思っています。

曲が仕上がるまでの練習の途中の段階はたどたどしかったり、同じフレーズを繰り返し何度も弾いたり、大人にとっては見て欲しくない、聴いて欲しくないという気持ちがはっきりあります。
深夜に障子を閉め切り、決して覗いてはいけません・・と、こっとんこっとん機織りするような状態です(笑)。
集中もしますし、弾けなくてイラッとしたり、ため息が出たり、ピリピリする気分にもなります。

そんな経過は子供も同じようなところがあるのではないでしょうか。

練習中の子供にどんなふうに接してあげたらいいのか・・・
ちょっと、考えてみませんか。

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そんな練習を経ての素敵に仕上がった演奏を聴いていただける晴れの舞台。
今年の発表会はDVDも作成しました。
とても素敵な発表会の思い出映像になりましたよー。

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