日本全国のピアノ教室が5000件以上掲載!

レッスン風景「疑問に思う事」

クラシック音楽は、ヨーロッパの文化芸術です。

日本に渡り広まったのは戦後で、ごく最近のこと。

やはり、クラシック音楽に対するとらえ方が違うように思います。


日本人は、とても真面目な国民なので、練習もしっかりするし、言われたことはきちんと直します。
習い事の1つ、お勉強の一環として、きちんとピアノに取り組んでいます。
なので、先生に注意された事は、さほど疑いももたず、「はい」、と良いお返事をして、直してくれます。

一方ヨーロッパでは、レッスン中に生徒さんの質問がとても多いのです。
時には、横で聞いている私が「それって弾けない言い訳じゃないの?」と思うようなことまで、平気で先生の前で言ってしまうのです。

さすがに、言い訳は良くないですが、質問はとても良い事です。

レッスン中に疑問に思った事、おうちで練習して疑問に思った事は、レッスンで解決するのが、上達への近道、そしてピアノに興味を持ち、好きでいられる秘訣だと思います。

時には、生徒さん自身に質問の答えを見つけてほしいので、ヒントしかあげない事もありますが、
「なんでかな?」
と疑問に思う事はとても重要な事です。


私は、よく、レッスンの最後に
「質問ありますか?」
と生徒さんに問いかけます。

どんな質問でもいいのです。
曲の事でも、楽器のことでも。

まずは疑問に思う事からはじめ、大きくなるにつれて、自分で考える力、答えを見つける手段を自分で見出し、言われた事しかやらないのではなく、言われた以上の事が出来る生徒さんに育ってほしいのです。


日本人は技術力では、ヨーロッパの人々に引けを取っておらず、むしろ、日本人の方が技術がある人が多いように思います。
しかし、日本人は、小さい頃の「ピアノ=お勉強」という考えが抜け切れず、残念ながらヨーロッパの方々の方が音楽を純粋に楽しむ心が身に付いているように感じます。


常に好奇心旺盛で、ピアノに関しても疑問や興味を持つ事は、上達への近道ではないでしょうか。


↓お問い合わせは、こちらからどうぞ!↓

↓お問い合わせ・体験のお申し込みはこちらから!↓

この教室へお問い合わせ

↑体験レッスンお申し込みも、こちらからどうぞ!↑

このブログへのコメント