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百人一首からの

お正月になると母方の親戚一同が祖父母の家に集まって百人一首をしたことが懐かしく思い出される。女児は着物を着せてもらって大喜びなのは最初の30分だけで後は普段着に着替えて大はしゃぎ。宴もたけなわ、さて今年も始めましょうか?と百人一首大会が始まる。

叔父や叔母その連れ合いとなると総勢10人を超えるメンバーが頭を寄せる。普通のかるたと違って、気を付けて聞いていてもさっぱりわからない。すると叔母が、上の句と下の句があることを教えてくれる。ふうん、それじゃ取れるわけないやとしょんぼりする私に、なんでもいいからこれはと思うのだけを覚えると取れるようになるよと言われ、一番最初に覚えたのは、住の江の~であった。なんのことはない、夢の通い路一目よくらむ~の意味はわからなくとも「夢」という言葉が子供心に素敵だと思ったからであった。この札をマークしている大人はおらず、私が取れる唯一の得意札になった。

わからないなりに参加しているととれる札も増えてきて楽しかった記憶がある。小学校6年ともなるとクラスメートでも百人一首をやる子たちがいて20分休みに遊んだものである。私と違って勉強が得意だった兄は高校になる頃には全ての札を覚えてしまった。そのうち私も全部覚えてみせると意気込んでいたものだが、ある時を境に全くしなくなってしまった。あれからも継続していたらもう少し私も日本文化に造詣が深くなっていただろうと悔やまれる。英語教室を始めた頃に生徒用に購入したがそこまで手が回らず。母が作る短歌を読んでも解説をしてもらわないとさっぱりわからない。

英語を勉強する子たちは日本語に費やす時間を使って英単語を覚えるので、国語がおろそかになりがちである。英語を勉強した後は必ず日本語も勉強してほしいと思うし、空手や華道など何か日本文化のものを習うと国際交流のときに後々役に立つものである。私も遠い昔雫石でアルペン国際大会が開かれたときに振袖を着てお花を生けるデモンストレーションをして、お花を習っておいてよかったと思った瞬間がある。(初宣伝!)

ピアノでも日本の歌をモチーフにしたものを弾けると、国際交流で役に立つ。幻想曲さくらさくらはアメリカの必修科目でリサイタルを開いたときにアンコールで弾いて好評だった。世界の音楽ということで小学校でも習うらしく馴染みの曲だったようだ。日本人だもの、日本らしいものを忘れないでほしいものだ。


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