発達障害

毛藤美代先生（故人）という岩手を代表するピアノの先生がいらっしゃいました。ピアノ協会の長をなさって、わが師匠、故 瀬川慶子先生と共に岩手のピアノ界を牽引なさった先生です。（門下の落ちこぼれでなるべく目立たないようにしていましたがカミングアウトしてしまいました。先輩方ごめんなさい。）

毛藤先生の門下に入るためには、成績を聞かれるそうで、一定以上の成績でないと入れないと聞いたことがあります。そのスクリーニングに効果があったかないのかわかりませんが、多くの生徒さんが著名な大学に進み、盛岡に戻っていらした方たちは主要な役職についている方が多いです。

現代はピアノ教室乱立の時代なので、生徒さんを選んでいらっしゃる先生は少ないかと思いますが、私も希望する生徒さんはみなさんお引き受けしています。（あまりお行儀が悪いとどの教室に行っても断られますよーん。）

そうすると、発達障害やグレーゾーンと言われるような生徒さんと一緒に勉強することにもなります。今、世の中は、どんな人でも不自由なく暮らせる社会をめざしていて、発達障害と言われる人も、左利きの人ように理解されるようになることをめざしています。

左利きの人は、芸術的センスに恵まれているとか、頭の回転が速いとか言われることがあるそうなのでそれほど悪いイメージはないようですが、一方で周りと違い過ぎて変人使いされたり、集団行動が苦手と言われたりもしているようです。でも、だからどうなの？程度にしか思われない特質だと思うのですがどうでしょうか？

先日、ネットサーフィンをしていたら、発達障害の人たちがもう少し楽に勉強できるようなグッズを集めて販売しているサイトを見つけました。

項目を見ると、困りごと内容だと、読み書き苦手、落ち着きがない、言い間違い/聞き間違い、覚えられない、コミュニケーション、不器用などがあります。
トレーニング・サポート別だと、運動別、ビジョントレーニング、記憶力、聴覚過敏、視覚過敏など細分化されて紹介されていました。

別に発達障害やグレーゾーンでなかったとしても、それを使うことによって、学習効果が上がるのであれば、だれが使ってもいいのではないかと思ったのでここで紹介します。お店「世界のユニークなお勉強どうぐUEP SHOP」の許可済みです。
https://www.uepshop.jp/
私達みんながあまり苦労なく学習できることを願ってやみません。