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ランドセル症候群

最近そういう小学生達がいるそうだ。確かにうちの教室を見ていても、文字通り箸より重いものは持ったことがないのだろうなあみたいな生徒さんがたくさん。自分のものは自分で持ってねえと言っても親がついつい手を出して大切な筋肉増量や器用性増進のチャンスを奪ってしまう。結果指先の力はいつまでもつかず、数冊の楽譜を持たされればきちっと持つ握力も育っておらずどさっと床に落とす始末で、ピアノに必要な指先の繊細な神経は育っているのだろうか?と心配になる。

こんなとき、楽譜の上下をそろえ、とんとんとそろえて持つことを教えるのはそんなに今の時代の教育法に合わないのだろうか?と思い悩む。注意すれば、どんな持ち方したって本人が良ければいいじゃないと思われそうでぐっと飲み込む。

もう10年以上も前のことだが鉛筆の標準がHBから2Bになっていることに気が付いた。そのときも、力がなくなってきているからなんだなあと思ったことを覚えている。実際インターネットで検索してみるとそんなことが記事になっている。

電子ピアノで弾いていたら本物のピアノは重すぎて弾けないのと同じだなあと思うが、これが「THE 現代」なのだからぼやいてもしかたがない。自分が変わって指導法も工夫するしかないだろう。それとも本物のピアノを持っている家庭にだけターゲットをしぼろうか?

来春小学生になる人たちは、雪が降る前にお散歩がてら歩く練習をして学校に徒歩通学できるだけの体力をつけてほしい。現代はワンブロックも歩かない。辞める口実だったのだと思うが、徒歩通学が大変すぎてピアノを辞めた生徒さんを経験したことがある。家に帰るとぐったりになるからとのことだった。新学期は子供たちにとっても新しいことばかりで慣れることが沢山あるから無理もないと思うが、だからこそ習い事を始める時期は十分に選んでほしいと思う。

それとランドセルを軽く感じさせるための方法は、背中にぴったりと合わせて背負うことだ。高校生がナップサックをだらーんとルーズに背負っているのはファッションだと思うが、あれはたしかに走ったりするとゆさゆさ大きく揺れてしんどそうだ。〇クサックなる商品も売り出されたと何かに書かれてあったので、さっそくインターネットで検索すると、高校生が背負っているリュックサックと同じ素材だが四角いフレームのあるものがずらりと現れた。参考にしていただけたらと思う。


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