「年長さん」から「小学生」へ・・・

あちらこちらの

幼稚園で「卒園式」

のお話が聞こえてきます。

もう終わったところ、

今週の土曜日・・・というところ。



私のクラスだけでも

今春「卒園」→「入学」

のお子さんは

３人！





たまたま

３人とも

「年中さん」

から

ピアノを始められた

お子さんばかりです。


ピアノを通してみても

「２年間」

の成長は非常に大きく・・・







昨今、

「音楽」と

「言語」

については～～～

皆さんがたくさんお書きになって

いらっしゃるので～～

今日は

数学的な面をお話したいと

思います。









「ド」「レ」「ミ」

と

色分けをしてみたり・・・

何度も何度も

読んだり歌ったりした日々。





音符の種類を

「１拍」

「２拍」

「３拍

「４拍」

と覚えて

幼稚園児さんながら



「どうやって組み合わせたら

４拍のお部屋ができるかな？」



って

小学一年生より

高度なことを

真剣に考えるのだから～

すぐにできる必要ないからね・・・



と

しているうちに

見事に、

みんな今は～

スラスラできるように

なっている！！！





これって・・・・

数字を使わない・・・

いわゆる

記号を使った計算



ですから～～～

１年生どころか・・・

高学年の問題です！





そんなことも

音の高低という

違う条件と共に

クリアしているのが

ピアノを始めて

２年間の

年長さん終了期の

頭の中なんです！





すごい！！！





お子さんによっては～～

八分♪で

「半分」　　1/2

の感覚も・・・。



1/2　＋　1/2　＝　1



っていうことを

数字での

計算訓練で

するのではなくて・・・



きちんと

「量」

としても

感覚の中に入っています。







トンパッパッ

トンパッパッ

トン・・



次は何？？？



このリズム感は

ごく初期の

「数列」の体得に

なるのだそうです。



トントンパッパッ

トントンパッパッ



でも、



トンパットンパッでも、

規則的な繰り返しには

リズム感が必要ということです。







ピアノを弾くためには

そのような

まだ

「楽典」

とも

「ソルフェージュ」

とも

つかないような

段階を踏んでゆきます。







もちろん

西洋音楽

いわゆる

クラシック音楽は

数学や物理を

切っても切り離せない

成長をしてきているので、

当然っちゃあ当然ですが・・・。





あ・・・・

そのために、

「ピアノを」

とか

「音楽を」

と

思ってしまわれても

困るのですが～～～



おそらく・・・

小さなお子さんにとって

保護者様が

「楽しく音楽をしてくれる」

とか

「情緒によさそう」

とか

「素敵な趣味をもってもらいたい」





と考えて下さる以上の





付加価値は



お約束できるか・・・・と

思います！







・・・・・

そんなこととは関係なく～



みんな２年前より

お兄ちゃん

お姉ちゃんの

お顔になって

幼稚園卒業や

小学校入学の準備など

話てくれる「子供さん」

（幼児ではなく・・・）

になってきました！





さらに

大きな少年・少女に

なってくれるのが楽しみです。





生徒さんには

少年から

青年に成長しつつある

高校生や大学生、

少女から女性になる

大学生も

いらっしゃいます。


みんなの成長に

寄り添わせてもらって

ありがとう！！！





とこの時期には

いつも思います。





そして・・・

そして・・・





長生きしなくちゃ！