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【ソルフェージュ】鶏が先か?卵が先か?

これは・・・
当時高校生になりたて
音大レベルの聴音・新曲には

少々余裕のある生徒さんの
その先を掘り下げる
ソルフェージュのレッスンです。

前回ワーグナーの旋律少しを聴音し・・・
それを受けワーグナーの

クロマティックに進行する和声と
無限旋律などの話をし~~



トリスタンとイゾルデの

出だしの四声になる和音を聴音。

なが~~い曲だけど、
今とったのは出だしだから・・・
まずは、聴いてみてね~と。







作曲科や

オーケストラに乗るような

楽器の受験生ならいざ知らず、

ピアノ科さん高校生だと・・・

オーケストラ曲を

多岐にわたって知っている猛者は

なかなか巡り合えません。







でも~~

これから「音楽」を

やってゆくのだから~

やはり

少しぐるっとまわりを見まわして

いろんな曲を

知って欲しい~~

「知る」

だけでも

磨かれる感覚はあり、

勉強の題材は

転がっていたりするし・・・









とりあえず~~

目の前の入試もなく、

その程度の

聴音その他は

そこそこ余裕があるので、

いろんな角度から

勉強しましょう!

そのような

ソルフェージュの

レッスンにしています。

(これは

生徒さんの状況それぞれによって

変わります)









その後、
さまざまな簡単な和音分析。
シューベルトの冬の旅から「春の夢」の出だし。
シューマンの歌曲、
モーツァルトのソナタに関しては
偽終止の見事さについて・・・・etc.


そこまでは簡易な和声アナリーゼ。


最後にリストの愛の夢の出だし。
借用和音の選択~~

で少し難しかったようですけれど、
ドッペルの説明から

ひとつひとつゆっくり考える手順を踏むと~
スムーズに理解して・・・。


もう、これからは借用和音もイケそう!!

そうなると、ひろがってゆきますね!


実は~ピアノ科志望のお嬢さんには

ワーグナーの曲に触れる機会が無さそうなんで~~
リストと絡めたら~~と思いつき


ワーグナーは

リストの娘と結婚したよ~~
なんて、話でまとめて・・・(笑)


案の定、

リストの名前と絡めたら

目が輝いて・・・

え?そうなの?

ピアノの人って

ワーグナー単体では興味ないの?




最後は
モーツァルトのジュピターの4楽章を連弾。

もちろんナンチャッテ・・・ではない

ちゃんとした楽譜。

ペータースだったかな?
これは~対位法的にもとても面白いし。

この生徒さんはバッハが好きなお嬢さんなので、

初見ながら非常によく弾けて。

この4楽章は

弾いていて指が気持ちよい!!照れ







「オーケストラみたいな

音がします・・・!」



と生徒さん。





ね!

たまには~~~

こんな初見弾くのも

楽しいでしょ!?




「ソルフェージュ」

って

音楽の基礎的な能力を

あの手この手を使って

刺激したり、

伸ばしたり

広げたり・・・・



して

音楽的な

音楽家を作る

というような

目的があるのだろうけど~~





やっぱり

楽しい


と感じられる部分がなくちゃ

だめなんだと

思っているので・・・


そして~~

楽しめる能力

をも養成するもので・・・・



なんだか~~

鶏が先か】

卵が先か?





って話になってしまいますが~~~





そんなレッスンしています。



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