偉大な作曲家の仕事の一片
先週
欲しかった本を入手して
喜んでおります。
あの・・・・
作曲家
チャイコフスキーが
モスクワ音楽院で
和声教師をしている時の
指導経験の中で
まとめられたものだということです。
今回
日本語訳初誕生!
とのことで・・・・
(別に宣伝ではありませんが・・・)
読みたい人は
多々いらっしゃることでしょう!
普通に
クラッシック愛好家で
チャイコフスキーの
音楽が好きな方も
楽しいでしょうし、
ゴリゴリに、
さまざまな和声を
勉強してきた者にとっても
興味津々です。
なんといっても~~
新しい理論本
ではなくて・・・
あの・・・
チャイコフスキーの
仕事だから!
どんな先生だったんでしょうね?
私が勤めていた
音大の作曲科教官室で
ある時、
教授たちが
「どんな作曲家が
大学教師っぽかったか?」
という話しをしていて
リムスキーコルサコフ・・・
などの名まえが上がっていたけれど
どなたかが
「ベートーヴェンとは
一緒に仕事したくないな~~」
と話しておられ、
皆さん一様に
頷いてらしたことを
思い出します。
偉大な音楽家にも
人間として
さまざまな側面があり~
ということです・・・。
ま~~~
話を戻しまして
チャイコフスキーが
どんな教師だったのか?
本書によると
「生徒たちに求める
基準は高い教師だった」
そうです。
そうだよね・・・
訳者によると
この和声本の著書は
おおむね
1869年~1871年あたりの
仕事とのこと。
・・とすると
すでに
交響曲の1番(g-moll)
は書き終えており、
カルテット1番(DーDur)
などを
書いている・・・・時期。
それらの仕事の一方で
こうした仕事も
生まれていた・・・というのは
(作曲だけしていたわけでは
ない方が普通であるわけだから)
当然ではあるけれど、
非常に
興味深く・・・
「音」に対して
どのように考えて
どのように
伝えていたのか・・・
時空を超えての
メッセージとして
面白い。
(大体、作品って
そういうものだけど)
まだまだ
読み始めている
最中ですが、
本を手に取ってから
高揚した気持ちが
続いています!
近いうちに~
音楽理論や
アナリーゼ、
作曲、
ソルフェージュ
の生徒さん達と
驚き、
興味、
感動を
共有したい~~
と
楽しみにしています。
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