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杓子定規でない表現の礎を!

お子さんに速度記号や強弱記号を
理解してもらう場合、
楽典の本とかを丸暗記させたくない!
・・・っと私は思っています。

もちろん~
「こんな風に決めごととされている」
と‘知識’として話しますが。

やはり
第一に「音楽」の意向、流れがあることを
話します。

たとえば~~
Moderato
と書いてある曲が
皆、同じ速さか?
と言われれば~~~
全く違いますよね。

大体、「中くらいの速さ」って
中途半端な指示ですよね。
Andante と Allegro  の間の速度って
もっと曖昧になってしまいます。

Andante だって・・・
「歩く速さ」って!
人によってマチマチですよね?

どこの講座に行ったときだったか・・・
モーツァルトの Andante は速くて・・・
ブラームスの Andante はゆっくりだ~
っとおっしゃった方がいましたが、
実際の曲で検証すると
確かに!
その作曲家の中でそれぞれの楽語は
相対的に使われている~のですよね。

音楽って生きているものですから~
杓子定規に丸暗記は~させたくない・・・です。
(受験生は別ですけどね)

同じように、
強弱記号も、
曲によって・・・表現は違うので~
子供さんには、
その1曲の中での相対的な割合として
話すようにしています。

フォルテが1個もない曲、
ピアノが1個もない曲・・・も、
何の変化もないわけじゃあないですからね・・。
ベートーヴェンのソナタのユニゾンのfと
ブルグミュラーの f が同じタッチで良いわけないですよね?

そんなことを
曲を仕上げる際、
お子さん達と話しをします。
書いてあるたくさんの強弱記号の相対的なことを踏まえて、
場合によっては~それを数字におきかえたり、
場合によっては~言葉でイメージにおきかえたり・・・

子供さんは、そんな風にして、
ひとつの曲を自分で把握してゆくと、
本当にすごく良い表現をしてくれます。

だんだん成長して、
大きくなった時、
音が弾けるようになった後の、
曲の仕上げていく力の基を
音楽的に、
そして楽しく・・・
おのおのの表現の礎として
少しずつつけてあげたいと思っています。

























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