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今夏の音大受験生(受験生副科おまとめコースのレッスン室より)

只今、当音楽学院の講師について学び中で
受験学年を迎えている
フルート科、声楽科それぞれの学生の
副科おまとめコース(ピアノ・ソルフェージュ・楽典等)。


二人とも、
高校生になってから、「1」からピアノを始めたので
ピアノの音になかなか反応しにくく、ソルフェージュなども
勉強が広がりにくい中、忍耐強くまず、ピアノに集中するように
頑張ってきた。


音大受験の際の聴音は
基本「ピアノの音」
なので、ピアノの音自体に慣れていると、
やはり聴きやすい。


逆に、受験程度の聴音がスラスラ解けるから・・・といって、
「耳」が保証された・・・わけではない。
私も大学内の試験で
ピアノ以外の聴音を初めてさせられた時、
非常に焦った覚えがある。


弦楽四重奏とか・・・ならまだ焦りつつなんとかなったが、
一番難しかったのは~
木簡が3~4本だっただろうか・・・。
フルートやクラリネットはスムーズでも、
確か、ファゴットの音が・・・・
1オクターブ高いのか低いのか・・・
迷った記憶がある。


ファゴットの音と楽譜を意識して読譜する勉強が
足りなかったせいであるが・・・
きっと、
受験のピアノ聴音が苦手なファゴット受験生でも、
ファゴットの音なら私より早く聴けているかもしれない。


なので、ピアノでの聴音が苦手だからといって
「耳」に言及することはないし、
落ち込むことはない。


ただ、逆に言えることは、
どんな楽器または声楽で受験するにしても
音楽をするのであれば
ピアノの音に慣れ、ピアノを弾くことが苦でない状態を
作っておくことが必要だからこその関門なのだとは思う。


弦や管の自ら音を作り出す楽器の人が
平均律で決められた音のピアノになじむのに
少々問題が生じることは
納得ずくでもあるし、好き嫌いもあるだろうが、
それはそれとして、
ピアノに「慣れる」ことは~重要。


そして耳を慣らすには、
何よりも自分で弾くこと。
楽譜を見て、弾いて・・・
演奏すること。
(だから、全ての科に副科ピアノがあるのですね・・)


特に
夏の発表会までに受験で使うソナタ・ソナチネを
人前で弾く状態にもってゆくこと
に、今、必死で頑張っています!







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