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新しい扉 ル・クーペ(ピアノのレッスン室より)

7才の時だったと思いますが、

ピアノの先生が体調不良だったかで、

2~3か月だけ

私の友人宅へ出げいこ(いわゆる出張レッスン)されているピアノの先生が

いつもの先生の同級生ということで、

ご紹介していただき、

いつものレッスン曲を続けてレッスンしていただくことになったのです。



丁度、バイエルが全て終わって、

ツェルニーとブルグミュラーと、

ソナチネ(まだ1オクターブが届かずに下の音だけ弾いていた)・・・。



そこで・・・

友人が

ピアノのABC・・・を習っていたのです!


「え!?ナニこの曲!」
「私もやりたい!!」


その先生は「〇〇ちゃん(私)は、バイエル全部終わったし、

もうツェルニーもやってるから・・・やらなくても・・・。」と。



でも!!

どうしても弾きたかった・・・というか、

楽譜が欲しかった!

習わなくても楽譜があれば~弾いて楽しめる!

・・・と思って。


当時は(特に音楽に詳しくもない家では)

その同じ楽譜を買う~~~ということが出来なかったような。

近くに楽譜屋さんもなかったような・・・(都心にすんでるのに・・)


だから、力強く、その先生に

「これ、やりたい!!」

を強調して・・・その楽譜を買ってきてもらって

ほんのその2~3か月だけみてもらったのを覚えてます。





もう~~~当時・・衝撃的だったのです!

今思うと・・・その衝撃の理由は

バイエル→ツェルニーと

いかにも~のドイツ音楽の基礎を土台として

音楽ってこの延長線上にあるんだ~~~っと思い込んで

なんとなくわかったような気になっていた子供にとって

知らない扉を開けたような~。




もう少し数年していて、

いろんな曲を聴いたり、弾いたりしていたら~

違った角度からの延長線として

さほど衝撃は無かったか、

想像の範疇に入ったかもしれないけれど。



後々・・・あの時の「わっ!」

を分析してみると

それまでドミナント・トニックが強調される練習曲に

囲まれていた中で

保続音でドミナント・トニックがやんわりと包まれていたり・・

保続の上に出来ている偶成和音の豊かさだろうか?



さまざまな音楽を聴くようになると

なんということもない変化が

子供にとっては一大事!


そんな感動、

別の扉を子供たちに感じて欲しい~と思っているのですが。


今は、

ありとあらゆるスタイルと音と教材が

たくさんあって。

それはすごく大事で

うらやましい反面、


個々の子供にとって

衝撃的な音の世界との出会いってあるのかしら?


と。


毎回、

それぞれの生徒の表情を見つつ

考えています。


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