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バッハがスタート?(ピアノのレッスン室から)

以前夏休みに、ピアノを習っていたり、音楽に興味のある小学生を対象に

「音楽を知ってみよう~♪」

という3日間の特別ワークをした時、

ピアノ(ピアノフォルテ)の楽器を最初に作った国は~

ドイツ・フランス・イタリアのうちどれでしょう?」の三択クイズに

目を輝かせていた子供たち。

そして~ピアノ以前は「ハープシコード・クラヴサン・チェンバロと呼ばれる

楽器たちが花形だった・・・・という話をすると興味津々!


お勉強として「音楽史」を学ぶ学生とも違う子供らしい直球の驚きと疑問。



「バッハより前の曲ってあるの?

バッハより前の作曲家の写真、学校には貼ってないよ」

そうですよね。

音楽室に飾ってあるのって昔からそうでした・・・。

「バッハって最初でしょ?」

低学年のお子さんだと「バッハ」を知っているだけでも

拍手ものなのが普通のおけいこだったりもします。



それ以来、

ポリフォニックに入る前の生徒には、

バッハ以前やバッハの同世代の作曲家のお話をするようにしています。

もちろん、皆が皆、興味を示すわけではありませんが、

音に反応する子がいたり、

「聞いたことがある~とかないとか・・」

ヴァイオリンの生徒さんになると~そこらへんは少し遡れていたりしますが・・・。



そこへいくとピアノは新しいですよね。

バッハやスカルラッティーがバロックとしてはやはり一番はじめに

出会う曲でしょうか。


ラヴェルの「クープランの墓」は弾くのに、

クープランの曲は知らないって人もいますよね。

鍵盤楽器ではありますが、ピアノではないし・・・。

それでも、楽譜は豊富に出ているので、

どんな曲なのか聴かせてあげると~~


逆に「知る」とハマる子もいます。

フレスコバルディー、モンテヴェルディ・・

スゥエーリンク・ブクステフーデ・・・

さらに興味を示す子にはバロック以前、ルネサンス期のモテットなども。

ジョスカン・デ・プレなども・・・。


ソルフェージュなどをやっている子はもちろんですが、

「ピアノのおけいこ」の子供さんでも、

意外と知的興味を示すお子さんを見つけ出すのも楽しい仕事です。


いいんです!

それがどう展開しなくても・・・。


そんな曲が存在したんだ・・。

そんな音を聞かせてあげたい~


それがこの子の記憶にとどまることもあるだろうし、

忘れてしまうこともあるだろうし・・・

あるとき、ふと「ああ~~っ!」と何かにつなげて知識として定着するかもしれないし。



ともあれ、「子供には早い」とか「難しい」とか


決めつけずに~~自分が感動したこと、はまったこと、知っていることは

機会をみつけて投げかけてあげるレッスンを展開しています。


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