音大のドラゴン桜
TBS日曜劇場で「ドラゴン桜」が始まり・・・・
「東大受験」が注目を浴びています。
‘東大受験’ も ’藝大受験’ も伴走したことがありますが、
(もちろん藝大受験の方がはるかに多数回)
「受験」という括りとしては、はるかに「東大」の方がやることが明確で
わかりやすい~という感じです。
もちろん「受験」である以上、目標がわかりやすいのですが、
潜在的な基礎の上に構築する技術として・・・
「東大」の方が近いのです。
少なくとも、東大受験の場合、
高校生の段階で小学校以来培ってきた「基礎基盤」が
あるか無いか・・・自他ともにわかって
そのうえで抜けた穴も塞ぐことができます。
けれど~~
音楽など芸術部門に及ぶと
「今持っていない技術」や「今持っていない基礎」はわかるけれど、
ならばこの先×であるのかどうか?
潜在的な基礎教育や環境に~~~巡り合っていなかっただけかもしれません。
それこそ、ピアノやヴァイオリンで、幼児の頃より
プロを目指しているような環境下でもない限り
また、たまたま出会った指導者が(良い意味で)与えたがり~でもない限り
なかなか与えられない刺激もあります。
実際、普通におけいこしていて「ちょっとピアノが得意」なだけだった私は
友人の本格的な和声のレッスンを見学して
度肝を抜かれました。
「こんな音の世界があったのか」という思いと
「やっぱりこんな秘密の扉があった」
という思いと!
でも、
そんな新鮮な驚きと感動から
それが自然で必要不可欠な空気であり、まだまだ先の遠い夢になってゆくまでの
歩みの記憶がしっかりと蓄積してあります。
そしてそれを大勢の生徒さんに伝授してまいりました。
はじの一歩、
「音高・音大の受験」は~刹那の目標であります。
そこから先の旅はまだ、生きている限り私も同僚でしかありませんが、
「受験」という第一歩には
ドラゴンの先生に負けない自負があります!!
最初の生徒を音大受験させてから、30年。
時代や問題の変遷も、各音大の特徴の変遷も見つつ
藝大は元より
都内&近郊の私立音大すべて
さらに京都藝大に合格者を出してまいりました。
総数にすれば・・・3ケタに近い人数になります。
そのひとりひとりが、それぞれに様々な道を通って合格しています。
ケースバイケースもお話することができると思います。
現在、鎌ケ谷音楽学院では
受験のたくさんの副科準備をひとつにまとめて個人レッスンできます。
この「副科まとめて」というのは
それぞれの専科以外の受験科目をやります~~というだけではなく、
「潜在的な音楽的な基礎基盤」を作ることを目標としています。
「合格するだけのぎりぎりの点数がとれるように・・」
という消極的な付け焼刃のテクニック伝授にはしたくないと思っています。
受験までの時間にもよりますが、
音高・音大へ行ってから~~もっと基礎があったら良かった・・・と
後悔せずに、専門に打ち込めるような基盤づくりをお手伝いしたいと思っています。
なかなか大学生になってしまって目の前のことに忙しくなってからでは
基礎に立ち返って・・・・という時間はとりにくいものです。
「受験」という目の前だけにとらわれずに基盤を構築する時間と捉え、
有意義な時をすごしましょう!
音高・音大受験についてのご相談は
毎土曜日、予約制で無料で行っております。
時間などは直接お尋ね下さい。
このブログへのコメント