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お稽古を始める時は、お膳立てを整えて。

「ピアノを習うときって
ピアノがないとだめですか?」

という質問に

「ピアノの先生方にも理想がある

でも、その理想だけで回答できないのが

ピアノレッスンなんです。」

と、答えたことがあります。



なぜなら、家庭の環境により

ピアノを用意することが

できないお宅もあるからです。



私の経験と専門家のご意見

演奏家のご意見を基に

まとめてみました。



私の娘は3歳になると同時に

ピアノレッスンを始めました。



そのころ、ピアノは実家にあり

持ってくるのも面倒でしたし

3歳だし、続くかわかんないしと



皆さんと全く同じ心境だったんです。



入会したピアノ教室の先生は

言いました。



「何を学ばせるにも親は子供のために

きちんとお膳立てを整えてあげるべきよ!」



「どうして我が子が続かないかもと

あまり上手くならないだろうしと

そんなくだらないことを

まだ小さな子供に対し思うの?」



「そんなの、野球のバットの代わりに

フランスパンを持たせるようなものでしょ」



「習い事を習わせるなら親にも責任がある。

本人が上手になりたいって

強く思うようになったとき、そのチャンスを

親が逃がしてしまうの?」



ひとつひとつの言葉が

胸に突き刺さったのを覚えています。



私の教室では

そのお膳立てはできる限りでいい。



最初は鍵盤数が足りなくても

必要に応じて用意してあげてほしい、



そうお伝えしています。



でも成長とともに全力で応援できる

準備はしてほしいと思います。



決して

「うちの子なんて絶対ちゃんとやらないから」

「続かなかったらもったいないから」



とか、否定的なことは思わないでほしい

口に出さないでほしいです。



親御さんの言葉ほど

やる気が上がり、

反対にやる気が下がるものは

ないんですよ。



親御さんの言葉こそが

お子さんの成長そのものになります。



期待に胸膨らませた声掛けを

ぜひともお願いしたいです♡



さて、いつも脱線する本題ww



用意する楽器について

正しい知識と理解を持つと

意識が変わりますよ♪



確かにキーボードでも

電子ピアノでもレッスンはできます。



楽器がなくてもできないことはない。



アップライト、グランドピアノ



いつ、どんな楽器を

用意すればいいのでしょうか?



グランドピアノがいいんだろうけど

アップライトしか置けないし

まぁ、同じようなもんだからいっか~



と思う方、演奏家の皆様を

激しく刺激しますよww



演奏家の方々にとってみれば

グランドピアノの親戚は

スタインウェイ・ベーゼンドルファーなど

グランドピアノ同士を指します。



え?アップライトピアノもピアノじゃない?



そうなんですが、

グランドピアノにとっては

知り合いのようなもの。



そして、電子ピアノは

同じ哺乳類みたいなもの?



それぐらいの違いがあるのです。



電子ピアノは、

いつでも練習できるしスペースもコンパクト



楽しめる機能が色々ついてたり

ピアノに近い鍵盤タッチで作られたり



調律しなくてもいいので維持費が安い



そんなメリットがありますが

やはり電子ピアノは電子機器。



電子音しか出ないため

腕の動きや指先のタッチ・呼吸などで

細かな音楽の演出はできません。



そして弾き比べるとわかりますが

「ピアノタッチ」は「ピアノ風タッチ」なのです。



私の教室にお越しになられている生徒さん

電子ピアノで始められた方のほとんどは

アップライトに買い換えされました。



毎週、レッスンにお越しになり

発表会やコンサートに参加するようになると



上達され、欲が出てくるんです。

こう弾きたい、

もっと上手に弾けるようになりたい!



お子さんがそう思い、

親御さんも応援したくなります♡



そしてジャーーーン!



お嫁入したアップライトピアノ



アコースティックのピアノは

響きが自然でとても繊細。



ここでめちゃめちゃ頑張り始める

生徒さんも♡



どんどんピアノは生徒さんを

伸ばしてくれます。



じゃあ、アップライトピアノで充分じゃん!

そう思われる人がいらっしゃいますよね。



さっき申し上げました通り

アップライトピアノとグランドピアノは違う。



同じ「ピアノ」でも作り方が全く違うのです。



ハンマーが、とか弦の長さが、とかいう

お話は専門家にお任せするとして



わかりやすいのがペダル。



一番右側がダンパーと言って

弦を振えさせ音の長さを保ち響かせるもの



ここは双方のピアノとも同じなのですが



真ん中と左側のペダルは

名前も作用も違うのです。



そこが違うからいけないって

わけではないのですが



それぐらい違いが多いということです。



上達してくると

ペダルも右側左側

両方踏んだりして、



優しく柔らかく響かせたり

静けさを感じながらピーンと

一本の糸が張っているような音を感じたり



たくさんの微調整がグランドピアノでは可能です。



そして、トリル・連打などを学び

そのスキルがアップしてくると



素早い指の動きで演奏されたりもしますが

これがなんと、アップライトピアノには

グランドピアノほど速く表現できないのです。



鍵盤の戻りがグランドピアノのほうが

かなり速いのです。



そこまで学習レベルが上がると

ピアノを習う生徒さんは

自分の部屋でピアノの下に布団を敷いて寝る

スペースしかなくなったとしても



グランドピアノが欲しくなっちゃいます♡



そんな感じで大人が楽しむ程度なら

電子ピアノで充分だし



高みを目指されるようなら

やっぱりグランドピアノがオススメですし



学習される範囲で

決められたらいいと思います。



ですが、私個人の意見と致しましては



全ての楽器が扱えるように

なってほしいなと思います。



それぞれの楽器にできることを理解し

どんなピアノでも、演奏できるっていうのは



とてもハイレベルなことなんですよ♪



今日の締めの言葉はやっぱり



「どんな習い事も

お膳立ては整えてあげましょう」



ですね♡
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