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チェルニー30番

チェルニーに限らずですが、指の訓練、練習モノは、なかなか嫌われがちです。

私の子供の頃はというと、チェルニー30番、実は好きだったんですね~。
あ、マジメでよく練習する子だったから、なんていうオチではないんですよ。
やせっぽっちで筋肉もないものだから、大きい音も小さい音も出ない!
練習も熱心じゃないから指も速くまわらない・・・、という生徒でした。

じゃあ、なんで?って思いますよね。
今、思いかえせばなんですが、まず100番から30番になって曲数が減り「ヤッター」
その分音符が大きくなって、なんか見やすくて「ヤッター!」
ちょっと曲っぽくて全体を把握しやすい、→ 譜読みがやりやすくて「ヤッター!!」
とまあ、第一印象が良かったんだと思います。
そして何より、やった分だけ仕上がる!

え?当り前じゃない?他の楽譜もそうでしょ?と、思われているでしょうが、これが違うんです。
当時、やせっぽっちで云々・・・、という子どもでした。
今でこそ、導入期から指をしっかりさせるプログラムがありますが、当時はそんなものありません。
へなちょこの指ではフォルテもピアノもでないし響きもないし動かない、それをカバーするほどの練習量もないし(笑)←1番問題! 
おまけに譜読みも苦手だから仕上げられない、合格しない、面白くないです。

ところがチェルニー30番ときたら、他の「曲」たちと違って第一印象はいいし、やることが明確だから練習ポイントが決まってる。
指は動かないといけない問題があるんだけれども、テレテレ~ってリズム練習とかしてると、まあまあ動くようになるんですよ。バッハじゃこうはいかないのによ?
フォルテもピアノも他の曲ほど追及されず、なんだかんだと順調に合格していくんです。
もう好きになるよね。唯一、順調な教本だもん。

今、根津先生監修の30番をよく使っているのですが、もっと詳しく練習ポイント、方法などが書かれてあり、当時にこんな楽譜があったらもっと練習したのにな~(ホントかぃ?!)なんて思いながらレッスンしています(*^^*)
やっぱり30番、楽しいな♪


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