お茶大ゼミ エチュードと向き合う
こんにちは。
そろそろ教室をクリスマスの模様替えをしようと100均のセリアに行ってきました。窓に貼るシールや細かなグッズは経年劣化してもはやゴミ化したため、何か良いものはないかな〜
ありました!優秀100均❗️そしてこんな感じに。
..。♡*゚¨゚゚・*:..。♡*゚¨゚゚・*:..。♡*゚¨゚・*:..。♡*゚¨゚゚・*:..。♡*゚¨゚゚・
さて今週のお茶大ゼミ。実は最大のピンチを迎えていた私です。
20〜30人弱のゼミ生の前で課題曲を弾くのですが速い、左手常時動く、左手の三連符アルペジオと苦手要素満載のモシュコフスキー15の練習曲2番を披露するという…汗
つくづくお茶大の学生さんはよく勉強をすると思う。
音楽学の多大な英語文献を抱えつつ現代音楽のアンサンブル、個人レッスン、室内楽等、伴奏を引き受けながら毎週この授業の衆人の前で難解な課題を弾く。それはラフマニノフだったりサン=サーンスだったり。
全員に課せられているチャイコのエチュードに至っては先生と目が合ったら弾くという理不尽さ笑
そんな芸達者な方達の前で弾き、演奏を指摘され、ダメ出しをされながら曲の解説と芸術論。自分が当たらない時は楽しいが。。。
この日のために前日に千葉の根津先生宅に駆け込みました。なかなか先生の都合と合わず、先生も明日が決戦と聞いて絶句された。ハハ、すみません…
早速相談をする。
「自分なりに練習したのですがどうしても体に力が入ります。」
「左手の5と4の三連が続くところをもっとリズム感を持ってと言われましたが(大学で)コントロールが難しいです。良い練習法はありますか。」
先生からは
絶対にペダルを使わずに弾いてみるように、とアドバイス。ごまかして弾いているように聴こえるとのこと。
う、キツイ。チェルニーみたい…
その他にリズム変奏を4種類➕ノンレガート奏の課題。
リズム変奏はわかりますがなぜノンレガート奏ですか?
指の分離のためよ。
そうですか…(そうなの?うう、わからない叫び)
その後平均律などを見て頂き早速子供達のレッスン前とレッスン後に自己練習を開始しました。
どう考えても3時間しかない。
明日弾くのに間に合うのか?
リズム変奏を6種に増やし、半信半疑のノンレガート変奏、更にメトロノーム、娘を捕まえて弾く姿勢をみてもらう、録音、チェルニー50番を引っ張り出し同じパッセージを弾く…気がつけばもうすぐ夜中0時ではないか。
まだ弾きたいが限界。
腕の筋肉が重だるく、上げるのも辛くなってきた。
翌朝は出発までわずか10分しか練習時間が取れず、心残りのまま家を出る。
大学に着くとあと10分くらい余裕がある。
ふと見ると練習室が空いている。本当は手続きとかいるのであろうがええい、借ります!と夢中で弾いた。
…少し、というかかなりマシな左手に激変していた!
細かな粒が揃い、波のようなうねりになっているんだこの曲←オイオイ今頃。
ペダルを使わなくても幾分キレイに、変身したような。
授業が始まり、いきなり私から弾くことに。ダメ出しが出るかと思いきや
…先週より揃ったね。…拍感はコーダからなくならないように。
はい、苦しいんです、ソコ。
その他左手の5と4だけの三連音符の練習方法を示され、
ん、じゃあいいでしょう。
あっさり、でもようやく終わった!!
ヨロヨロと席に帰るとじんわり、安堵感が広がる。
【教訓】(自分だけに言えますが)
●チェルニーは50番をきちんとさらうこと。基礎を疎かにした結果がコレ。
●必死のパッセージは特に姿勢に注意!
●4和音のアルペジオ練習をマスターしないとショパンエチュードはない。
最後に今日の先生の話より
最近は中学生とかでショパンエチュードを弾いていないとピアノの道はチョットね、という風潮があるが全然そんなことはないのにね。
藝大院を卒業された現役の演奏家がおっしゃっる言葉は意外でした。
だから今年は学生にエチュードを課されたのか。日々の学生たちの伸びしろを見ての感想なのか。機会があれば伺ってみたいです。
そろそろ教室をクリスマスの模様替えをしようと100均のセリアに行ってきました。窓に貼るシールや細かなグッズは経年劣化してもはやゴミ化したため、何か良いものはないかな〜
ありました!優秀100均❗️そしてこんな感じに。
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さて今週のお茶大ゼミ。実は最大のピンチを迎えていた私です。
20〜30人弱のゼミ生の前で課題曲を弾くのですが速い、左手常時動く、左手の三連符アルペジオと苦手要素満載のモシュコフスキー15の練習曲2番を披露するという…汗
つくづくお茶大の学生さんはよく勉強をすると思う。
音楽学の多大な英語文献を抱えつつ現代音楽のアンサンブル、個人レッスン、室内楽等、伴奏を引き受けながら毎週この授業の衆人の前で難解な課題を弾く。それはラフマニノフだったりサン=サーンスだったり。
全員に課せられているチャイコのエチュードに至っては先生と目が合ったら弾くという理不尽さ笑
そんな芸達者な方達の前で弾き、演奏を指摘され、ダメ出しをされながら曲の解説と芸術論。自分が当たらない時は楽しいが。。。
この日のために前日に千葉の根津先生宅に駆け込みました。なかなか先生の都合と合わず、先生も明日が決戦と聞いて絶句された。ハハ、すみません…
早速相談をする。
「自分なりに練習したのですがどうしても体に力が入ります。」
「左手の5と4の三連が続くところをもっとリズム感を持ってと言われましたが(大学で)コントロールが難しいです。良い練習法はありますか。」
先生からは
絶対にペダルを使わずに弾いてみるように、とアドバイス。ごまかして弾いているように聴こえるとのこと。
う、キツイ。チェルニーみたい…
その他にリズム変奏を4種類➕ノンレガート奏の課題。
リズム変奏はわかりますがなぜノンレガート奏ですか?
指の分離のためよ。
そうですか…(そうなの?うう、わからない叫び)
その後平均律などを見て頂き早速子供達のレッスン前とレッスン後に自己練習を開始しました。
どう考えても3時間しかない。
明日弾くのに間に合うのか?
リズム変奏を6種に増やし、半信半疑のノンレガート変奏、更にメトロノーム、娘を捕まえて弾く姿勢をみてもらう、録音、チェルニー50番を引っ張り出し同じパッセージを弾く…気がつけばもうすぐ夜中0時ではないか。
まだ弾きたいが限界。
腕の筋肉が重だるく、上げるのも辛くなってきた。
翌朝は出発までわずか10分しか練習時間が取れず、心残りのまま家を出る。
大学に着くとあと10分くらい余裕がある。
ふと見ると練習室が空いている。本当は手続きとかいるのであろうがええい、借ります!と夢中で弾いた。
…少し、というかかなりマシな左手に激変していた!
細かな粒が揃い、波のようなうねりになっているんだこの曲←オイオイ今頃。
ペダルを使わなくても幾分キレイに、変身したような。
授業が始まり、いきなり私から弾くことに。ダメ出しが出るかと思いきや
…先週より揃ったね。…拍感はコーダからなくならないように。
はい、苦しいんです、ソコ。
その他左手の5と4だけの三連音符の練習方法を示され、
ん、じゃあいいでしょう。
あっさり、でもようやく終わった!!
ヨロヨロと席に帰るとじんわり、安堵感が広がる。
【教訓】(自分だけに言えますが)
●チェルニーは50番をきちんとさらうこと。基礎を疎かにした結果がコレ。
●必死のパッセージは特に姿勢に注意!
●4和音のアルペジオ練習をマスターしないとショパンエチュードはない。
最後に今日の先生の話より
最近は中学生とかでショパンエチュードを弾いていないとピアノの道はチョットね、という風潮があるが全然そんなことはないのにね。
藝大院を卒業された現役の演奏家がおっしゃっる言葉は意外でした。
だから今年は学生にエチュードを課されたのか。日々の学生たちの伸びしろを見ての感想なのか。機会があれば伺ってみたいです。
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