日本全国のピアノ教室が5000件以上掲載!

クリスマスといえば…

クリスマスと言って思い浮かぶのは、クリスマスツリーやサンタクロース。
今回はその由来について調べてみました♬

クリスマスツリー♩
クリスマスツリーには、モミの木などの常緑樹が使用されます。これは古くから常緑樹が「永遠の象徴」とされるためです。
ツリーを飾るようになった背景には、古代ゲルマン民族の土着信仰に関わりがあります。古代ゲルマン民族は、寒さに強い樫の木を永遠の象徴として崇拝していました。そこでキリスト教の宣教師が、彼らを改修させようと樫の木を切り倒したところ、すぐ側からモミの木が生えてきました。そこから、モミの木をクリスマスツリーとして使う習慣が定着したとされています。
また、クリスマスツリーは旧約聖書に登場する「知恵の樹」を表しているという説もあります。クリスマスツリーに飾る星型やリンゴのような丸いボールといったオーナメントにも、それぞれ意味が込められています。例えば、クリスマスツリーの頂点に飾られる星型のオーナメントは、イエス・キリストの降誕を知らせた「ベツレヘムの星」を、丸いボールはアダムとイブが食べる「禁断の果実」を表現しています。他にも、松ぼっくりは聖母マリアを助けたモミの木(マツ科)を、ベルはキリスト誕生を知らせる鐘、杖型の飾りは人々を幸福へ導く羊飼いの持つ杖、といった意味が込められているそうです。

クリスマスリース♫
クリスマスに飾るリースにも、常緑植物であるヒイラギなどを使用します。常緑の植物は農作物の繁栄を、ヒイラギには魔除けの意味が込められているそうです。また、輪になって途切れることがない形状から、永遠を願う意味もあります。
クリスマスにリースが飾られるようになった理由ははっきりとしていませんが、リースに使われるヒイラギが十字架に掛けられたキリストのいばらの冠(荊冠)を表しているという説もあります。
日本ではクリスマスが終わるとすぐに撤収してしまうことが多いリースですが、キリスト教圏の国では、新年の幸福を願って年明けまで飾り続けるのが一般的です。

サンタクロース♪
クリスマスに子どもにプレゼントを持ってくる「サンタクロース」も、キリスト教が大きく関係しています。サンタクロースのモデルになったのは、キリスト教の聖人である聖ニコラウスです。
聖ニコラウスが貧しい家庭に施しとして金貨を投げ入れたところ、暖炉にかかっていた靴下に金貨が入ったという逸話があります。このエピソードが元となり、サンタクロースが靴下にプレゼントを入れてくれるというイベントが始まりました。
聖ニコラウスではなく、イエスが降誕する際に東方から来た三賢人(三博士)が、贈り物を携えていたことがプレゼントの由来という説もあります。
また、サンタクロースが空を飛んでやってくるのは、北欧神話の主神であるオーディンが、冬になると空を飛んでやって来たことが由来とされています。

赤や緑、白のアイテム☆
クリスマスの装飾は、赤や緑、白といったカラーのアイテムが使われるのが一般的です。これは、クリスマスを象徴する植物「ポインセチア」が関係しています。
17世紀頃になると、ポインセチアの形がベツレヘムの星に似ているとされ、クリスマスフラワーとして認知されました。ポインセチアは赤(花びら)、葉(緑)、樹液(白)で構成されていることから、この3色がクリスマスカラーとして広がったのです。
特に赤色は「寛大」や「愛」、「キリストの流した血」などを象徴し、キリスト教にとって宗教的にも重要な意味を持つ色となっています。

クリスマスのお菓子♪
クリスマスといえば、日本ではケーキが定番のお菓子でしょう。しかし、フランスではブッシュドノエル、ドイツではシュトーレン、イギリスではプディングなど、国によって定番のお菓子は異なります。
近年は海外の伝統的なクリスマスのお菓子を販売しているお店もあるので、ケーキ以外のお菓子でクリスマスを楽しんでみるのも良いかもしれません。

皆様も、素敵なクリスマスをお過ごしください♡



↓お問い合わせは、こちらからどうぞ!↓

↓お問い合わせ・体験のお申し込みはこちらから!↓

この教室へお問い合わせ

↑体験レッスンお申し込みも、こちらからどうぞ!↑

このブログへのコメント