指さきがまるくなりました

ブログにご訪問いただき　ありがとうございます。

今日は、生徒さんのご成長のご紹介です。

以前ご紹介させていただきました、Hちゃん。

レッスンの第一回目で、手と指のフォームを作るための粘土を作りましたが
この時は、指さきが、ピンとのびていました。



ところが！3回目のレッスンで、ピアノを弾こうと手を出してくれたとき。。
（鍵盤と接している中指、薬指の陰で少し見えずらいですが）



自然に、指さきが　きれいに　まるく　なっていました。

ピアノを弾けることに一歩近づけた、素晴らしいご成長です。


なぜ、ピアノを弾くのに、指さきはそんなに大事なのでしょうか？

それは、ペダルを踏むための足を除いて、からだの中で
指さきだけが、唯一、ピアノと接しているからです。

ピアノと唯一接している指さきには、ピアノを弾く時
からだ全身の重みが伝わります。

もしも、この時、指さきがつぶれていたら。。
その重みを支えることができません。

また、指さきで音を出していくのに
指さきを　コントロール　することも難しくなります。

そして、日常生活の中で
指さきをしっかりとさせる動作は　あまりありません。

ですので、レッスンで、指さきを、まるくしっかりとさせる練習を
することは、とても大事なことなのです。

さらに。
写真で、Hちゃんが

中指で弾いてくれているのは、真ん中にある中指から練習していくと
手のフォームが安定するため。

ほかの指を上げて、広げてくれているのは、指を動か手のひらの筋肉がつくためです。

小さなお子さまの場合、もう少し時間はかかりますが
練習していくと、フォームは自然と身につきます。

こんなふうに　できることが増えていく。
生徒さんのご成長の瞬間は、とても感動いたします。

毎回、一所懸命レッスンに取り組んでくれているHちゃん。

レッスンが終わって、ほっとひと息。
帰り際には、とても良い笑顔を見せてくれました。


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