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ピアノ教室&ハンドベル教室 MUSIC AVENUE

  • ピアノ上達のために⑭

    たまに生徒さんが「今日は完璧に弾ける!」と意気揚々とレッスンに来てくれます。よくがんばったね~と私もとても嬉しく思います。ただ、ここでの「完璧」というのは、楽譜に書かれている音、リズム、休符、強弱など表面的なことを守ってきたという場合が多いのです(涙)。前回のブログにも書きましたが、曲のもつキャラクター(性格)、雰囲気など書かれていないところまで考えて欲しいところです。 国語の教科書には段落があり、場面の違いなども当然でてきますよね。それと同じように音楽も考えていただきたいのです。国語の音... 続きを読む

    2024年4月22日

  • ピアノ上達のために⑬~呼吸について

    音楽を演奏する限り、呼吸はとても大切です。管楽器や歌を歌う時は、必然的に息のコントロールが大切になってきますが、ピアノでもハンドベルでも必要なのです。音楽は基本的に流れています(故意的に止めることもありますが)。生徒さんにはまず曲を始める前に呼吸をするように徹底していますが、当たり前に出来るようになった後は、曲にふさわしい呼吸になるように伝えます。 曲によっては力強く息を吸ってからが似合う曲もあれば、さりげなく溶け込んでいくような音を出したい時もあります。後者の場合はやわらかく息を吸ったほ... 続きを読む

    2024年4月19日

  • ピアノ上達のために⑫~自分の音で癒やされるのか?

    ピアノもハンドベルも自分で出している音を聴いているかどうかで、演奏は変わってきます。皆さん、聞いていますか?先日のハンドベル練習時に「トーンチャイム」を使いました(今回のブログ写真参照)。これはハンドベルの中にある振り子が、合金棒についています。ベルと同じように棒を振ると音がでます。この響きが何ともいえず癒やしの音なのです。 ハンドベルの音色は「天使のハーモニー」と紹介されますが、ベルが天使ならチャイムは「母の胎内音ハーモニー」とでも言いましょうか、とにかく安心できるステキな響きなのです。... 続きを読む

    2024年4月16日

  • ピアノ上達のために⑪

    集に1回、保育士さんがレッスンに来ます。忙しいので仕事が始まる前です。もうかなり長く来ていますがレパートリーは増えるばかり!短い曲が多いとはいえ、数十曲のレパートリーをいつでも弾けるようにしておくのは本当に大変だと思います。保育士さんというと、サラッとピアノを弾く方を思い浮かべると思いますが、ピアノが得意な方ばかりではないのです。私の生徒さんは後者。本当に努力家なので、私も影響を受けています。イマドキの園児は私のレッスン室に来て、YOASOBI弾いて!なんて言ってくるので驚きます(^o^)v さて、そん... 続きを読む

    2024年4月8日

  • ピアノ上達のために⑩

    前回のブログでは、自分の演奏を聴いていないことに触れました。ピアノを弾いていると、その音を自分で聴いていないことがよくあります。その中でもパターンは2つ。①まだその曲に慣れていなくて、聴く余裕がない。②簡単に弾けてしまうので、惰性で弾いてしまう。どちらの場合も自分では「聴いているつもり」なのです。①の場合はたくさん弾いて脳に覚えてもらいながら、少しずつ聴いていく②の場合は、録音してみることをお勧めします。 私も自分である程度弾けるようになったら、必ず録音しています。自分が思っているように弾けて... 続きを読む

    2024年4月6日

  • 同じ楽器なのに?

    ピアノの発表会では1台のピアノを使いますよね。同じピアノなのに弾く人によって音質が違うなーっと思う事はありませんか?音量も人によって違いますよね。それらの違いは、力の抜き方、力のかけ方、弾き方、体格骨格、、、などいろいろな要素が絡んできます。 先日、以前所属していたハンドベルチームのコンサートを聴きにいってきました。4チームの合同コンサートで、使う楽器は私の教室でも使っているシューマリック社製のものでした。4チームそれぞれ人数も違いましたし、演奏曲もクラシックからポップスまでいろいろ。その中で... 続きを読む

    2024年4月2日

  • 子供が心配なおかあさん方

    ピアノを教えているといろいろなタイプのお子さんと出会います。もちろんお母様のタイプもいろいろ。いつの頃からかピアノだけでなく、子育て相談もされるようになりました。っと言っても私は一人息子しか育てたことがないので(しかもまだ高校生!)アドバイス出来るような立場でもなく、自分が出会ってきた生徒さんたちのことをベースに話しを聞くだけなのですが。 お子さんの性格に関わらず、お母さんというのは「心配してしまう」のだと思います。自分の子供が思うようにならないと「私の子育てが良くないのか、私の子供だけが... 続きを読む

    2024年4月1日

  • ピアノを弾く手の形③

    前回、手の平にくぼみがある形が良い形だと書きました。今度はその先にある指の形について。丸みのある形が作れたら指は自然と丸くなります。指の関節は3つあり、爪に近い方から第1関節、第2関節、第3関節と呼びます。第1関節は爪が真上を向いてしまわないように(第1関節がつぶれてしまうとこうなります)。最初は第1関節の裏側を親指の爪で支えながら音を出してみてください。中指が弾きやすいと思いますが、他の指でも構いません。 ピアノは5本線の楽譜を見始めると、一気にハードルがあがるように感じます。五線の楽譜がスラ... 続きを読む

    2024年3月25日

  • ピアノを弾く手の形②

    以前も書いたピアノを弾く手の形について。腕の力を抜いて身体の脇にだらんと垂らした時、手の平の形ってどんな形をしていますか?手の平が少し丸くなっていますよね?手の平を上にしたら、わずかに水がたまるくらいくぼんでいます。その形をそのままひっくり返した(手の平を下に向ける)形が良い形です。それがなんと!太極拳の手の形と同じでした(^o^) 太極拳もピアノも、その他のスポーツも基本は脱力なのだと思います。脱力というと皆さんフニャフニャの手で弱~く弾いてしまうので、なかなか使えない言葉なのですが、身体の中... 続きを読む

    2024年3月24日

  • ハンドベルの不公平さ

    ハンドベル教室では、12月のクリスマスコンサートを終えて、1月から新しい曲の練習をしています。だいたい毎年5曲ほどの曲を練習するのですが、選曲には本当に悩みます。っというのも、10人程度で演奏するには3オクターブ(ヘ音記号の低いドからピアノの真ん中ド、そしてさらに高いド、そのさらに高いドまで)の曲がちょうど良いのですが、ハンドベルでは10人が同じくらい活躍する曲はあまりありません。たいていは忙しい人がいて、暇な人がいます。 いつも不公平だなーと感じます。 その曲の調性上、仕方のないことなのですが、暇... 続きを読む

    2024年3月16日

  • ピアノを弾く手の形①

    最近太極拳を習い始めました。新しい事を始めるってやはり楽しいですね。レッスン日が来るのが待ち遠しくなっています。しかしレッスンはたったの40分、楽しいのであっという間に終わってしまいます。ピアノのレッスンは基本的に30分、生徒さんにとってあっという間のレッスンであって欲しいです。たまに「もう終わりなの?」と生徒さんから言われると嬉しくなります(^o^)v さて、当然今までやった事もない太極拳なので、手・足の動きも呼吸も視線も全くできません。初めてピアノを触る生徒さんのようです。頭ではわかっているのに... 続きを読む

    2024年3月9日

  • ピアノ上達のために⑨

    強弱について前回も触れましたが、他の教室から移られてきた生徒さんに以外と知られていないことがあります。楽譜の上で音がだんだん高くなっていく(上行形)時とだんだん低くなっていく(下行形)の時とでは、気を配って欲しいことがあります。ピアノにおいて音が高くなるというのは、鍵盤の右側に動いていくこと、音が低くなるというのは左側に動いていくことです。 音が上がっていく時はだんだん強く(大きく)なっていくように、下がっていく時はだんだん弱く(小さく)なっていくように弾くと、今の演奏がさらにステキになりま... 続きを読む

    2024年3月1日

  • ピアノ上達のために➇

    前回はピアノの強弱のことに触れましたが、今日はその続きの内容です。さらにステキな演奏になるために、是非気をつけて欲しいことです。楽譜には強く弾く記号、弱く弾く記号、だんだん大きくしていく、、などいくつかの記号が書かれています。まずはそれを全て取り入れて弾いてください。 ここで気をつけて欲しいのは、だんだん強くしていく記号(クレッシェンド)が見えた途端に大きくしてしまうのはダメです。クレッシェンド記号の始めが小さくなければ、膨らんだ感じは作れません(はじめから大きかったら、だんだん大きくして... 続きを読む

    2024年2月26日

  • ピアノ上達のために⑦

    みなさんは、はじめから最後まで同じ大きさで弾いていませんか?さらなるステキな演奏にするためには、単調な1曲にならないことを目指しましょう~ある程度弾けるようになってきたら、強弱をつけていきたいですね。ここで気をつけたい事は「自分で強弱をつけているつもりでも、周りにはそうは聞こえない」ということ。生徒さんのお母様からよく質問されるものがこちら→「本人は強弱をつけてると言い張っていますが、私には聞こえません。その事でよく喧嘩になるのですがどうしたら良いですか?」。これ、あるあるな出来事です。 周... 続きを読む

    2024年2月20日

  • 美しい所作~ハンドベル

    今日は久しぶりにハンドベル教室について。 先月新しいメンバーUさんが加わった。ハンドベルは基本的にグループでの演奏なので、人数が多ければ多いほど音域が広くなり、厚みのある演奏ができる。1人でも増えることはとても嬉しいことだ。特にUさんは数年単位の経験者なので、頼もしい限りだ。しかも都内から長い時間をかけて通ってきてくれているため、毎回楽しんで欲しいと心から思う。 練習中ふと見ると、Uさんの所作が美しいことに気づいた。ハンドベルは自分の担当の音がない時は、出番を待つことになる。その時の立ち姿、... 続きを読む

    2024年2月12日

  • 音楽たのしんでる?

    突然ですが、みなさん音楽たのしんでいますか? 生徒の皆さんには楽しむことが大切だよ~と伝えていますが、自分の息子には全く伝えてこなかったと後悔しています。息子は高校1年生。ピアノはとうの昔にやめてしまいましたが、バイオリンを続けています。私が昔バイオリンを習ったこともあり、幼少期の日々の練習では、レッスンで指摘された事をマスターするために、結構スパルタ、ダメだしの連続でした。 それでも楽しむことを伝えていれば良かったのですが、思い返せば皆無でした、、、、涙。それでもまだ続けているっていう事... 続きを読む

    2024年2月1日

  • ピアノ上達のために⑥

    ピアノ超!初心者の上達のために、思いつくことを書いています。 ピアノは指の場所も気になるし、楽譜も見ていないとスムーズに弾けません。時々、楽譜をぜーんぶ覚えてしまってからズーっと指を見て弾いている生徒さんを見かけますが、実は残念な弾き方です。指先を見ていないと違う音を弾いてしまうと思っていませんか?超初心者の皆さんが弾く楽譜は、あまり跳躍のない楽譜が多いです。(←ドからソにいきなり飛んだりしませんよね?)音が飛ぶ=跳躍です。 ドレミファソってつながっているので、案外じーっと指先を見ていなく... 続きを読む

    2024年1月27日

  • ピアノ教室でのクリスマス会

    12月の慌ただしさに、4歳から12歳までのクリスマス会のことを書いていなかった。昔々兄弟のいない一人息子が学年を越えて遊べるイベントが欲しくて始めたこの会。コロナで何年も中断したが去年から再開した。以前は我が家のリビングでやっていて、手作りのジャンボプリンで盛り上がったけれども、リビングのピアノを処分してしまったので近所のサロンにて。サロンではピアノ界のベンツと言えるスタインウェイ社のピアノ。でも緊張のあまり、その音の違いを感じることもなく終わってしまうことが残念だ。 発表会と違って間違えても弾... 続きを読む

    2024年1月3日

  • ハンドベルクリスマスコンサートを終えて~ブラボー

    今年でハンドベル教室を始めてから21年目になる。改めて振り返ってみると、多くの出会いと別れがあった。ハンドベルが嫌だからと去っていった人はいなかったし、いかに多くの方に自分が支えられてきたのかと感謝しかない。 今回のコンサートでは前日にアクシデントがあった。メンバーの1人の血圧が急上昇したため、不参加となったのだ。それがわかったのがコンサート24時間前。ハンドベルはソリストの集まりだから(1人1人がとても重要な役目を持っている)誰か1人が欠けたら音楽にならないのだ。 頭の中が真っ白になっていた時... 続きを読む

    2024年1月3日

  • クリスマスコンサートに向けて~ハンドベル

    ハンドベルと聞くとクリスマスを想像される方が多い。私が今の教室を立ち上げた21年前も今も、ハンドベル活動をしていると言うと必ず「クリスマスは忙しいね」と言われる(笑)。実際に演奏して欲しいという依頼も、ほぼクリスマス時期。 今月21日での海老ヶ作公民館コンサートに向けて、毎週の練習とした。いつもは2週間ごとの練習だから、毎週となるとだいぶ演奏がまとまってきた。ハンドベルはソロでの演奏もあるけれども、多くはグループでの演奏。私たちも9人で1グループとして、音を分担しながらやっている。みんなが同じ... 続きを読む

    2023年12月5日


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