日本全国のピアノ教室が5000件以上掲載!

バッハの語調を知って、音を切る、つなげるを考えよう♪

「指導者の為のバッハのアレコレ」

という講座をWEB視聴したお話の中から

今回もご紹介しますね。




以前のブログでバッハの音楽というのは

語る、喋る音楽だというお話をしました。




その音楽は言語とも関係しています。




「じゃあ、どう弾くの?」というお話の中に

「2音間の音を切る?つなげる?」

というトピックがありました。




バッハの音楽は

生き生きと喋るようなバロック音楽だ

と考えると

全てつなげて弾くとそれは感じらません。




フレーズ、アーティキュレーションを意識して

音を切って演奏すると

グッと音楽に躍動感が出てきます。



 *フレーズ・・・旋律の一区切り。



 *アーティキュレーション・・・

   音楽の演奏において、音の形を整え

   音と音のつながりに様々な強弱や表情を

   つけることで旋律などを区分すること。

   フレーズより短い単位で使われることが多い。




音程が離れる時は音を切る。

但し、これは基本原則であって

必ずしもその限りではないということ。




またよくある

アーティキュレーションの終わりが

次のアーティキュレーションの始まりで

ある場合。




その場合はどちらが優先されるかを考えて

つなげるか切れるを決める。




また半音階的な進行の音の対しては

半音階はつながっていてこそ

その半音階が意識されるので

切ってしまうと音楽的なニュアンスが

変わってしまうなど

実例を交えてご紹介されました。




こんなふうにバッハのお話を

分かりやすく聞いたことがなかったので

とっても楽しい講座になりました。




こういったお話を

知っているのと知らないのとでは

曲に対するアプローチが違ってくると

思います。




音の切り方、つなぎ方ひとつで

音楽が変わる。

それによって、音色もテンポも変わってくる。




それを考えると

バッハの背景を知っておくことも

あらためて大切なことだなと

思いました (╹◡╹)


↓お問い合わせは、こちらからどうぞ!↓

↓お問い合わせ・体験のお申し込みはこちらから!↓

この教室へお問い合わせ

↑体験レッスンお申し込みも、こちらからどうぞ!↑

このブログへのコメント