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弾きにくい和音はこれで解決!

昨日のブログでフレーズを感じて弾くことについて

お話をしました。



ただ、このフレーズを感じて弾こうとしても

難しい時があります。



たとえば、和音の連続だけど

ワンフレーズにつながるように弾きたい時。



先日のレッスンでもありました。



映画「カサブランカ」で有名な

「時のたつまま」という曲がありますね。



左手はベースの音になる一番低い音を1つ。

右手で3つの音をおさえます。



最初の2小節は前奏で、和音が6つ続きます。

そうすると、その和音をきちんと弾くことに

必死になりすぎて

和音ひとつひとつは弾けているのですが



連続した和音のフレーズはあまり感じられず

切れて聴こえてしまっていました。



まだ次々と変わっていく和音の音を

おさえることに少し余裕がない様子。



そこで和音の音全てを弾くのではなく

分けて弾くことをやってみました。



一番高い音はメロディーラインになるので

よく聴けていると思って

一番高い音を弾かずに


まず、右手だけでそれ以外の2つの音を

つなげて弾いてもらいました。



いわゆる内声というところですね。



そうすると「こんな音なんだ〜」ということが

あらためて認識されます。



楽譜を見ると、その2つのうち低い方の音が

常に次の和音の内声の高い音に

なっていることが、分かりました。



それだけで和音の音が探しやすくなりました。



次に一番高いメロディーは省いたまま

内声とベースの一番低い音だけを弾きます。



また内声の音は弾かずに

一番高い音のメロディーと

一番低い音のベースだけを弾いてみる。



もちろん、ベースだけ弾くのもアリです。

とっても大事なベースラインなのに

粗末に扱っていることってありますから。



最終的には全ての音を出して

楽譜通りに弾く。



最初の1小節に書かれている4つの和音は

全て同じコードの転回形なので

同じ音が使われているのですが

配列が変わるだけでも難しいですね。



そして、それをつなげる意識を持って

1フレーズで弾くのは大変です。



みなさんも和音で弾くのが難しい時

分解して弾くのはオススメです。



メロディーとベースだけ。

内声とベースだけ。



そうやって、分けて弾くと

あまり聴こえてこなかった音も意識され

弾きやすくなると思いますよ。



一度、試してみてくださいね (╹◡╹)


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