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〇〇を意識すれば、もっとステキな演奏に ♪

みなさんはピアノを弾かれる時

どんなふうに弾かれますか?



ちょっと質問の仕方が抽象的すぎますね。



では、原典版の楽譜を

ご覧になったことはありますか?



私は初めてヘンレ版のバッハの楽譜を

見た時はビックリしました。



どの作品かは覚えていませんが

強弱記号の f  や p  も少なく

不等号のようなクレッシェンドもなく

スラーもないスッキリした楽譜。



私は春秋社版を使っていたので

f  や p  もクレッシェンドもスラーも

いっぱい書かれていました。



原典版というものの存在を知り

大学に入って、図書館で楽譜を見たときに

「これじゃどう弾けばいいか、わかんない」

と思った記憶があります。



また原典版は国内の出版社に比べて

お値段が高いこともあって

早々に2冊目としての原典版の購入を

見送りました。



ピアノという楽器は

音色は別にして

音自体は他の楽器に比べて

簡単に出すことができます。



それはありがたいことなのですが

あまりにも簡単に出せるので

簡単に弾いてしまう危険性もあると思います。



たとえば、オクターブ上の音を弾く時

ピアノだと手が届きさえすれば

簡単に音が出せてしまいます。



でもそれが歌だったらどうでしょう。

高い音を出さないといけない時

歌いやすい音域で歌う時と同じようには

歌えないですよね。



管楽器になると、音を出すこと自体が

難しいものもあります。



ピアノを弾く時もそういう感覚を持って

弾いてほしいと思います。



昨日お話した「エリーゼのため」にでも

ミの音のオクターブが続く箇所がありますね。



みなさんが階段を上るときでも

 ふつうに上るとき

 1段飛ばしで上るとき


できるかどうかは別として

 2段飛ばしで加速をつけないで上るとき


全然違うはずです。



ピアノで弾く時もそんな感覚を持って

音程を感じて

弾いていただきたいと思います。



昔、子どもを教えるために

勉強していたときに

床鍵盤で指導するのを知り

すごくいいなと思いました。



床にドレミファソラシドの鍵盤が

書かれていて、それを使って

子どもたちが言われた音のところに行く

というものです。



お隣の音だとチョコンと一歩歩くだけで

届きます。



でもドからソまで音程が5度離れていたら

チョコンと一歩では届きません。

ウ〜ンと脚を伸ばしてソの場所まで行く。



ドからオクターブ上のドだったら

どうでしょう?

ジャンプしないと届かないかもしれません。



「こういうふうに教えられるんだ〜」と

その当時、すごく感心した覚えがあります。



大人のみなさんは、経験値が豊富なので

床鍵盤をしなくても

十分イメージしていただけると思います。



ピアノを弾かれる時には

(ピアノだけではないですが)

この音程を意識して弾いてみてください。


また一段と

ステキな演奏になると思いますよ (╹◡╹)


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