ショパンコンクールに出場するチャンスは・・・

連日、ショパンコンクール絡みのブログに

なってしまっていますが

今日もそれについてお話させてください。



このショパンコンクール。



コンクール出場資格は

2005年に27歳以下であった制限が

2010年に緩和されてからは

16歳以上30歳以下の年齢制限になりました。



オリンピックだと

浅田真央ちゃんが年齢に達していなくて

出場できなかったなんてこと

ありましたよね。



でも年齢制限の上限ってありましたっけ？


スポーツだと身体能力が年齢と共に

下がってくるので、競技にもよりますが

年齢が高くなるといい結果が出せなくて

出られないことはあるかもしれませんね。



さて、音楽コンクールの場合

なぜ年齢制限があるのか

考えてみられたことありますか？



いろいろな理由があると思いますが

コンクールの目的が新人発掘にあるからです。



コンクールでは

プロとして通用する素質があるかどうか

演奏レヴェルがどのくらいまでに達しているか

それらを総合的に判断し入賞者を選びます。



そしてコンクール入賞後も

引き続き研鑽を積み精進していくことを

前提にしています。



そのためにできるだけ早い時期に

その逸材を発掘していく必要があります。



かといって、早過ぎてもプロとして

活動できるか？といった観点から

下の年齢も決められているようです。



ショパンコンクールのように5年に１度で

上限の年齢制限もあるのですから

4年に１度のオリンピックより

参加するチャンスは少ないわけです。



だから、今の予選に残っている出場者の演奏を

聴いて、感動しないわけありません！



日本人も５人、3次予選に進んでいます。

どうなるのか、ワクワクします。



ただ、ついつい、他のことがおざなりに・・・



でも５年に１度のこと。

しかも今年はコロナで１年延びたのですから

楽しんじゃおうと思っています （╹◡╹）