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エゴン・シーレ展で


オーストリアの画家、エゴン・シーレの

展覧会に行きました。



エゴン・シーレはおよそ100年前、

1918年にスペイン風邪で早逝

しています。わずか28歳。

100年前にも今回の感染症流行と

同じような世界的な病気の流行が

あったのです。

それはシーレも出征した

第一次大戦が終わった直後。

今の世界の状況となんだか

似ていますね。



最初の一枚ではっとしました。

わずか16歳で美術アカデミーに

入学した頃に描いた、喪服の

母親の肖像です。

夫を亡くしたばかり(つまり

シーレ自身の実父)の彼女に、

寄り添うでなく、突き放すでなく

描いたのではないかと思われる

美しい横顔。

感情をはっきり読み取ることこそ

できませんが、悲しみだけではない

抑制された複雑な心の動きが

滲み出てくるように

感じられました。

後にシーレが嫌ってアカデミーを

中途退学してしまう原因の

人と言える古典的な、

いわば写実的な画法です。

でもこの技法で培った実力が

あったからこそ、

彼独自の作風を生み出すことが

できたわけで、これが彼の原点であり

画家としての視点なのだなあと

思ったことでした。

クラシック音楽、ピアノにも

通じることです。基本があってこそ

応用ができる、とでも

言いましょうか。





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展覧会には珍しく、写真撮影可能な

エリアがありました。

風景画の展示コーナーです。

風景画ならいいのかしらと思いつつ

シャッターを切りました。


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