日本音楽コンクール・ピアノ部門を聴いて①
今月10日から20日まで、東京・小石川のトッパンホールにて、毎日新聞社主催の「日本音楽コンクール」ピアノ部門の、第1次予選会から第3次予選会が開催されました。
レッスンの合間を縫って、一日を除いて、すべての審査会を傾聴しました。
今回はその一回目、第1次予選について振り返ります。
ピアノ部門第1次予選は、指定のベートーヴェンのソナタ(17曲)から1曲を選び、
その第1楽章と第2楽章を当日の抽選により演奏します。
技術に加え、音楽性、構成・様式感など、その人の「基本」が、顕わになるため、古典のソナタでも、特にベートーヴェンは、コンクールや入試課題の常連曲です。
さて、この度の演奏については、(案の定と言うか)2楽章に当たった人は苦戦している傾向がありました。
音を間違えるような、そんな初歩的なミスのことではなく、言ってみれば、2楽章独特の深さ、怖さにつかまえられてしまっている、とでもいいましょうか。
でも、中には讃美歌のような穏やかで荘厳な世界を見せてくれた出場者もいて、色々なことを考えさせられた2楽章組でした。
「ピアノって難しいね…」
演奏後、何人かの背中に思わず語り掛けました。出場者の多くは、すでに演奏家として活動している方たちだと思います。
それでも、ただならぬ緊張が漂う空気感の中、自分の持っている全力を出し切ることは並大抵ではありません。
たとえ、残念ながら第1次予選で下山する結果になっても、「もうだめだ、、」なんて思わないでほしい。
あなたたちの音楽、努力の姿勢、しっかりと届いていますから。
ここで、189人(棄権者あり)から45人に。
中2日あけて、第2次予選です。
【詩音会ピアノ教室は、横浜市日吉・日吉本町のピアノ教室です♪】
レッスンの合間を縫って、一日を除いて、すべての審査会を傾聴しました。
今回はその一回目、第1次予選について振り返ります。
ピアノ部門第1次予選は、指定のベートーヴェンのソナタ(17曲)から1曲を選び、
その第1楽章と第2楽章を当日の抽選により演奏します。
技術に加え、音楽性、構成・様式感など、その人の「基本」が、顕わになるため、古典のソナタでも、特にベートーヴェンは、コンクールや入試課題の常連曲です。
さて、この度の演奏については、(案の定と言うか)2楽章に当たった人は苦戦している傾向がありました。
音を間違えるような、そんな初歩的なミスのことではなく、言ってみれば、2楽章独特の深さ、怖さにつかまえられてしまっている、とでもいいましょうか。
でも、中には讃美歌のような穏やかで荘厳な世界を見せてくれた出場者もいて、色々なことを考えさせられた2楽章組でした。
「ピアノって難しいね…」
演奏後、何人かの背中に思わず語り掛けました。出場者の多くは、すでに演奏家として活動している方たちだと思います。
それでも、ただならぬ緊張が漂う空気感の中、自分の持っている全力を出し切ることは並大抵ではありません。
たとえ、残念ながら第1次予選で下山する結果になっても、「もうだめだ、、」なんて思わないでほしい。
あなたたちの音楽、努力の姿勢、しっかりと届いていますから。
ここで、189人(棄権者あり)から45人に。
中2日あけて、第2次予選です。
【詩音会ピアノ教室は、横浜市日吉・日吉本町のピアノ教室です♪】
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