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ドイツの朝

※こちらはの文章は3年前に書いたものです。

おはようございます。
今日は天気がいいので、朝から珈琲とパンを頂きながら、カーテンから溢れる光をボーッと見つめています。
朝起きるのが苦手だった学生時代を思えば、だいぶ早起きできるようになってきたなと感じています。しかし、そんな私は未だに家族から寝坊助だと思われています。でも思い返してみれば、海外で過ごした日々で寝過ごした日などありません。つまり、気が張っていればきちんと起きられるのです。実家だと気が抜けてしまうのはしょうがない……ですよね??

さて、海外での朝、私の1日は美味しい朝ごはんで始まります。どの国にいた時でも、朝は必ず食べていました。もしかしたら、気が張っていたというより、美味しい朝ごはん目当てで起きていた…といってもいいのかもしれません。実家では私はほぼ毎日朝ごはんを食べていなかったのですが(朝は食べる気がしなかった)、海外にいるといういつもと違う生活リズムが、朝ごはんを食べるという普段と違う行動をとらせたのだと思います。

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こちらドイツの朝ごはん。
私がステイしたお家では、朝になると必ずハムとパン、バター、ジャム、ヨーグルトが食卓に並んでいました。飲み物はセルフで好きなものを頂けて、私は毎回温かい緑茶。ドイツにまできて緑茶って…笑 きっと慣れない地で、少しでもホッとしたかったんだと思います。
ドイツの朝ごはんは、本当に本当に美味しかったです。まずハムが絶品!!毎回お肉屋さんで購入するようで、日本では見かけないお洒落な紙包みに包装された何種類ものハムが、冷蔵庫に常備してありました。ドイツ特有の黒パンにはたっぷりバターを塗って。パンも種類が豊富で、ナッツやドライフルーツが練り込まれたパンや、柔らかい白パンも必ず用意して置かれていました。でもやっぱり黒パンが主だそうで、ホストファザーは好んで黒パンに手を伸ばしていました。朝食の最後にはヨーグルト。これまた美味しすぎて、このヨーグルトを食べるためだけにまたドイツへ行きたいと思ってしまうほど。
ゆっくりと朝食を堪能している間に、ホストマザーとファザーは、朝のテニスへと早々に出かけて行きます。優雅だなと思いつつ、私もオフの日は整備された美しい庭のベンチでゴロゴロしたり、本棚に並べられた古い楽譜を手に取ったりと、だいぶ優雅に過ごしていました。実はこの古い楽譜を使って、ある事をしたのですが、この話はまた今度。
後日、知り合いののステイ先では、こんな朝ごはんは出なかったと聞きました。シリアルと牛乳を毎回自分で用意して…といった具合だったそうです。それを知った時、私のホストファミリーはかなり贅沢させてくれていたんだなと驚きつつ、あぁ、恵まれた環境にいるなと改めて感謝の気持ちでいっぱいになりました。
ドイツでの生活は大変な事もありましたが、ホストファミリーに恵まれていたおかげで、大変有意義な日々でした。彼らが私にしてくれたことに感謝し、いつか私も誰かに同じような事ができたらと、思い出に浸るたび思っています。
そして今日も、確かにあったあの素晴らしい日々に思いを馳せながら、東京での朝を迎えています。片手にあるのは緑茶ではありませんが、コーヒーの香りを楽しみながらピアノと向かい合いたいと思います。

それでは今日はこの辺で。


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