深作修一 木象嵌絵画展に行って参りました。

グランドピアノ2台のレッスンでコンクール出場も！

障害の有無に関わらず全ての方にピアノを！

ひたちなか市・那珂市でピアノ教室を開いております

ピアニスト稲野辺純子です。

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深作修一 木象嵌絵画展に行って参りました。


昨日、ひたちなか市のギャラリー サザで開催されております

深作修一 木象嵌展に行って参りました。

木象嵌とは、何かご存知ですか？

木には様々な色や木目がありますね。

数十種類の天然木を選定し、 5mmの厚さに整え、

絵のイメージに合わせ糸鋸を使い切取り嵌め込み１枚の絵を完成していくものです。

それは、本当に気の遠くなるような作業のなせる技です。

ひたちなか市在住の深作修一さんは、木の温もりと優しさを伝えるため、

日々このmm単位の作業を続けていらっっしゃいます。

会場に入ると、まず最初に可愛らしいお節句の兜と鯉のぼりが迎えてくれます。

これも深作さんの作品です。

木象嵌だけでなく木工人形もお造りになります。

次に、浮世絵と見間違うかのような迫真の富士山や龍

そして圧巻のベネチア

ベネチアのため息橋

これら全てが、天然木そのままの色なのです。

いっさい色付けをしていないのです。



自然木から生み出される色あいと、木象嵌という工芸手法が融合し、

絵の具とは全く違うまさしく『温もりと優しさ』溢れる世界が

生み出されていました。

絵を見ていくうちに、木の温もりで心がとても穏やかになっていくのを

感じました。



深作修一さんの作品では、ありませんが修一さんが共感を持たれた

木製の時計が置かれていました。金属とは違って

穏やかな時が流れていきそうです。

2023年3月20日（月）15:00まで、ひたちなか市ギャラリーサザで

開催されておりますので、是非ご覧になられてみてください。