『再開』ブルグミュラー23番の解説動画をアップしました。
『再会』ブルグミュラー23番の解説動画をアップしました。
[解説動画]ブルグミュラー 23番 『再会』Le retour 茨城県ひたちなか市・那珂市でピアノ教室を 開いております稲野辺純子です。 いつも私のブログをご覧くださり有難うございます。 *** ブルグミュラー作曲Op ,100-23 『再会』の解説をいたします。 *** その前に、 まずは、作曲者のブルクミュラー についてですが 1806年に、ドイツのレーゲンスブルクで 生まれます。 指揮者・ワイマール劇場監督のお父さんから ピアノの手ほどきを受けます。 1832年・26歳の時フランスのパリに移住し、 ピアノの教師として、 人気を得ながら 600以上もピアノ教育用の曲を 残してくれました。 皆様ご存じの メンデルスゾーン・ショパン・シューマン・リストなどが 生きたロマン派という時代に、 ブルクミュラーも含まれます。 なので、バイエル教則本を、学んだあとに 弾いてみると、ちょっと大人っぽく感じられるのでは ないでしょうか? ******* それでは、『再会』について 解説いたします。 Es dur(変ホ長調)・8分の6拍子 Molto agitato quasi presto (モルトアジタート クアジ プレスト) 極めて激動して、ほとんど、急速に ******* 曲の始めの8小節は、左手1と2の指の 同音連打。 これは、何を表しているのでしょう? しばらくの間、何かの事情があって、 はなればなれになっていたお友達から、 『もうすぐ帰ることができそうです!」 という、お知らせが届きました。 「うわー うれしいー」 その嬉しい気持ちが、徐々に 込み上げてくる様子を表しているように 私には、感じられます。 * 9~16小節の両手による和音の連打は、 再開するために馬を走らせている 様子が目に浮かびます。 4つの音を同時に引きますが、 ソプラノの部分にメロディーが 託されていますので、 同時に弾く音の中での音量のバランスに 配慮しましょう。 * 17~24小説は、久しぶりの再会に際し、 不安と期待が交錯し 揺れ動く心理を 左のバスとテノールのメロディーが 右手の和声に支えられながら mollになりかけたり、durになりかけたりすることで 描写しているかのようです。 * そして再び、馬を走らせている場面に戻り、 お友達と再開する場所に到着したのか あるいは、帰りを待つお友達の家に到着したのか 馬の動きは止まります。 最後の音に付けたフェルマータは、 再開を喜び合う2人の様子を イメージさセるのに十分な効果がありますね。 * 以上のストーリーは、私のイメージです。 皆さんも自由にイメージをふくらませてください * 調性・拍子・題名・音楽的内容・曲の雰囲気からすると、ベートーヴェンのピアノソナタ第26番『告別』 第3楽章のルドルフ大公との「再会」から ブルグミュラーは、着想を得たのではないかと 言われています。 https://youtu.be/lO2FPVLXLZ8 * それでは、私の演奏と解説の動画です。 ご参考までにどうぞ。 https://youtu.be/hthPN6yMCnU ****** ひたちなか市・那珂市 稲野辺純子ピアノ教室では、 ただいま秋の生徒募集中です。 9月23日まで クーポンをプレゼント致します。 お気軽にお問い合わせください!
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