電子ピアノとアコースティックピアノの決定的違い
以前にもお伝えしたことがあるのですが、
電子ピアノとアコースティックピアノの違いについて
PTNAの広島支部の通信にわかりやすく載っていたので、
ご紹介したいと思います。
Q,そろそろアコースティックピアノ?!見極めのタイミングは?
A,タッチとペダルで音色のコントロールが必要になった時!
例えば、教本にdolceとかcantabileとか曲想を示す発想記号が出てきたら・・・
ポリフォニーのレパートリーが増えてきたら・・・
【電子ピアノとアコースティックピアノの決定的違い その1】
倍音の有無
〔検証実験 倍音を聴いてみましょう]
基音(低いド)をそっと無音で鍵盤を押さえたまま第2倍音〜第16倍音の音を順番に弾いてみる(marcato気味に)と、無音で打鍵した基音のドの音が鳴ります。
これが倍音共鳴
空気の振動により、弾いていない音の弦も、共鳴して鳴っています。
音域、打鍵の強さでこの倍音共鳴が変わり、
アコースティックピアノの変幻自在な音色の変化、響きの変化が現れます。
発表会やコンクールなどで
同じピアノなのに奏者が変わると楽器が変わったみたいになるのは、
この「倍音共鳴」のせいです。
電子ピアノでは、これが再現できず、
誰が弾いても音色は変わりません。
【電子ピアノとアコースティックの決定的違い その2】
鍵盤の構造
アコースティックピアノの鍵盤はテコの原理の応用でできています。
鍵盤中程にあるバランスピンを支点に、打鍵エネルギーが力点(鍵盤)から
作用点(ハンマー)に移動。
だからいくら腕の重み勢を持ったffで打鍵しても指が痛くなりません。
テコになっていない電子ピアノの鍵盤は、打鍵エネルギーが
鍵盤真下のパッキンのような部分に留まるので、強く弾くと指がじ〜〜ん。
指の弱い生徒さんの原因のひとつである場合も・・・。
また、アコースティックピアノは鍵盤も長いのでトリルや同音連打などの奏法も
断然弾きやすく、ppやレガートのコントロールも微細にできます。
参考になさってください。
電子ピアノとアコースティックピアノの違いについて
PTNAの広島支部の通信にわかりやすく載っていたので、
ご紹介したいと思います。
Q,そろそろアコースティックピアノ?!見極めのタイミングは?
A,タッチとペダルで音色のコントロールが必要になった時!
例えば、教本にdolceとかcantabileとか曲想を示す発想記号が出てきたら・・・
ポリフォニーのレパートリーが増えてきたら・・・
【電子ピアノとアコースティックピアノの決定的違い その1】
倍音の有無
〔検証実験 倍音を聴いてみましょう]
基音(低いド)をそっと無音で鍵盤を押さえたまま第2倍音〜第16倍音の音を順番に弾いてみる(marcato気味に)と、無音で打鍵した基音のドの音が鳴ります。
これが倍音共鳴
空気の振動により、弾いていない音の弦も、共鳴して鳴っています。
音域、打鍵の強さでこの倍音共鳴が変わり、
アコースティックピアノの変幻自在な音色の変化、響きの変化が現れます。
発表会やコンクールなどで
同じピアノなのに奏者が変わると楽器が変わったみたいになるのは、
この「倍音共鳴」のせいです。
電子ピアノでは、これが再現できず、
誰が弾いても音色は変わりません。
【電子ピアノとアコースティックの決定的違い その2】
鍵盤の構造
アコースティックピアノの鍵盤はテコの原理の応用でできています。
鍵盤中程にあるバランスピンを支点に、打鍵エネルギーが力点(鍵盤)から
作用点(ハンマー)に移動。
だからいくら腕の重み勢を持ったffで打鍵しても指が痛くなりません。
テコになっていない電子ピアノの鍵盤は、打鍵エネルギーが
鍵盤真下のパッキンのような部分に留まるので、強く弾くと指がじ〜〜ん。
指の弱い生徒さんの原因のひとつである場合も・・・。
また、アコースティックピアノは鍵盤も長いのでトリルや同音連打などの奏法も
断然弾きやすく、ppやレガートのコントロールも微細にできます。
参考になさってください。
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