音楽能力はどんなものが身につくの？♪福岡市南区つじたピアノ教室【ドルチェ】

福岡市南区つじたピアノ教室【ドルチェ】の辻田詳子と娘の辻田真佑です。

今日はちょっと音楽の専門的なお話しです。
少し難しく感じるかもしれませんが、前回の育脳ブログなどを読んで、より深く音楽トレーニングが与える影響について知りたくなった方はぜひ読んでいただきたいです！

昨日のブログで紹介した論文の翻訳を引用すると（翻訳：バイオラ大学　ピアノ教育学講師 河村まなみ先生）


音楽トレーニングは、複数の認知機能と基礎となるニューラルネットワーク(神経回路網)を利用する多感覚体験です。

実際、ポリフォニックな音楽を
読んだり、聞いたり、理解したり、演奏したりするには、
音とリズムの同時処理、高次の知覚処理、
細かい感覚運動がすべて総合的に、同時に、スムーズに行われることが必要です。
(Münteet al。、2002)

長期的な音楽トレーニングは、
これらすべての機能を日常的に取り入れてトレーニングするため、
ミュージシャンは音楽関連の能力だけでなく、関連脳作用全般のスキルも向上させるようです。

従って、ミュージシャンは、音楽の複雑な規則性と非規則性などを感知する聴覚と生産能力に優れているということが分かっています。

こうやって音楽トレーニングの効果をみると、今までIQや脳に関することを多く記事にしてきましたが、改めて音楽に関することにも効果があるということが分かります。

やっぱりピアノは音楽や学業など様々なことに効果があり一石二鳥どころではないですね！

しかも、お子さんにピアノで繰り返し練習することで身につくコアな力「やりたくないことをする力」をもあるので、ぜひ身に付けさせてあげてください。

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