音楽に向き合う時間は自分を成長させる時間

さいたま市北区ピアノ教室　牧田です。　　
　
久しぶりにホールへ行って、モーツァルトのミサ曲を聴いてきた時のお話。
この曲に詳しいわけではないのだけれど
オケに乗ってた知り合いのオーボエ奏者の案内を見て　なぜかとても行きたくなって。

物々しいとも思える受付を通り、広々とした座席へ。
主催者側から、合唱については悩んだ末、
マスクを付けずに歌うことを了承してほしいと、経緯と対策についての説明が入る。
大変だろうなぁ、、、
他人事ではない。
私も来年の6月にオーケストラコンサートを企画しているから。

そうして始まったコンサート。
音が(声が)出た瞬間。
圧倒的な波が押し寄せてくる。
まるで目に見えない大きなものが
ステージ上方から客席に突き出して
雲みたいに浮かんでいるようだ。

私は、
オーケストラを見るのが大好き。
いろんな楽器がいて、自分の役割を知り
みんなで一つのものに向かって力を合わせる。
 
人の社会の
そして
大自然の成り立ちのようだなぁと思う。
 
人の音を聴き
バランスを取り
息を合わせる
 
このステージにいるそれぞれの人が
それぞれの楽器のプロフェッショナル

 
どれだけ長い時間を
その楽器と共に過ごしてきたことか
 
音楽のレッスンをある一定期間以上受けた人が
協調性や自制心が育つという実験結果があるということを
 
改めて納得しながら観ていた。
 
そして、、、
今更ながら
大事なことに気がついたのだ！！
 
日々の練習や諸々の作業は
この目には見えない、大きなものへの
アクセスするための手段であるということを
  
特にヴァイオリンやピアノは
時間がかかる楽器と言われています。
 
お父さん、お母さん
どうか小さなピアニストを
辛抱強く（笑）見守ってあげてくださいね。
 
音楽と向き合っているその時間は
かけがえのない心の栄養と成長を
与えてくれているのですから。
 
応援しています♡