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褒めて、認めて・・・子どもは育つ

今でこそ「認知症の高齢者で要介護2」
となった母ですが、
その昔は仕事のできる女性であり
何かと鋭く、
あたりのキツい人でした。


まぁ、昭和時代の母子家庭。
女性が一人で子どもを育てている家庭自体
今よりも遥かに「少数派」。


弱みを見せまいと会社でピリピリ、
家に帰るとさらにキリキリ〜
仕方のないことだったとは思います。


仕事でのストレスからか
家では私に対する暴言の嵐。
多分、今なら立派な「精神的虐待」ww


小学校でのテストも
「100点が当たり前よ!だって、
100点が取れるように作られてるんだから」が
母の持論。


よって、100点はスルー。
褒められない。
「他の子たち、100点じゃなかったよ」
なんて言おうものなら
「あなたには自分より下ばかり見る癖がある!
そんなことしてると伸びない!」と
怒鳴られる始末。


でも、子どもだった私にとって
母は「絶対」の存在。


なので
なんとか「褒められたい」「認められたい」私は
母が関心を示してくれることにだけ
神経を尖らせるようになっていました。



母が褒めてくれたり
認めてくれたこと、
それは
「絵を描くこと」と
「ピアノを弾くこと」
「教えること」でした。
(一人っ子の私は、ぬいぐるみを生徒に
いろんなことを教えていました笑)



ところが
「教えること」はもちろん
「絵」も「ピアノ」も
残念ながら小学校時代に
学校生活の中で他人から認められたことは
一度もありません。


子どもの人数の多い時代。


小学生の女子の大半が
ピアノを習っている地域柄もあり、
小学校内でピアノを弾くことは禁止でした。



授業参観の際に展示される「絵」も
先生の好みの「絵」が中央。
それ以外はちょっと見づらい位置に
あったように覚えています。


被害妄想?


でも、それくらい
私の「絵」はいつも低評価でした。


それなのに母はなぜか
「あなたの絵はとても良い」
「あれだけ描けるのはたいしたもんだ」と。


謎でしょう?


自分でも、自分より
○○ちゃんや、○○くんの方が
断然うまい!と思っていたので
ここは全く「謎」でした。


でも、褒められる・認められるって
本当に嬉しいこと。



生きる意欲に直結します。



他のことでは常に母からボロカス!
言われていた私ですが
こうして「褒められ、認められる」ことが
あったからこそ、
とりあえず
まともに生きてこれたのかな〜と思います。


これには後日談があります。


中学に入ってから


「美術」の先生からの評価は
信じられないほど高く、
実は今でも絵を描くことが大好き。


ピアノでは
「この先生に習っていても先はない」と
思うようになり(根拠のない自信に満たされ)
とうとう先生をかえることを決断➡︎実行。


それまでお世話になった先生には
「美大を受験することに決めました」と告げ、
新しいピアノの先生の元へ!
(あぁ!ごめんなさい〜お許しを・・)


もちろん、母は
美大受験など許してくれません。


でも、本格的に音楽の道へ進むことには
条件付きで許可がおり、
この後「運命の師」との出会いに至りました。


そして今、
ピアノ指導の毎日。


人は、子ども時代に
褒められ、認められることで
生きていくことができるのです。


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