こどものうちに身につけたい「集中力」

　例えば紙を切っているとき、折り紙を折っているとき、
　おはじきの数を数えているとき・・・・


　子ども達ってもう夢中になっていますよね。
　

　時間にして数分のことかもしれません。
　それに、案外やっていること自体は
　たいしたことじゃあないかもしれません。


　それでも！この「夢中になっている」状態こそが
　重要です。

　
　「ゲームなら夢中になってるよ」って言われるかも
　しれません。
　でもここが肝心で、残念ながら
　ゲームの時はどんなに夢中になっていても
　❌だそうです。


　・・・・なんの話かというと、頭の中の話です。

　
　脳科学者の先生方の研究によると、
　折り紙やおはじき、お手玉、あやとり・・・
　こうした昔ながらの遊びって、
　子ども達の脳の活性化（前頭葉の発達）に
　大きく貢献するそうです。


　うちの教室でも、小さいお子さんのレッスンの
　始まりにはいつも「修行」と称して
　おはじき、お手玉、折り紙、お箸使いなどを
　取り入れています。

　
　一見するとピアノには全く関係ないこと、
　でも、やってみるとかなり難しい！
　

　そして、毎週この作業を入れてから
　子ども達のレッスンの取り組み方が
　非常によくなっています。


　さらに、不思議なくらい誰一人として
　「こんな辛い修行やだ！」なんて言いませんよ。


　我慢させてる？

　
　とんでもない！


　「はい！じゃあ、今日の修行はここまで〜」って、
　私が言うと、
　「もっとやる〜〜〜」って言う子が多いです。


　夢中になれる＝集中できる
　
　
　この体験を小さいうちにたくさんしておくと
　頭の中身が変わるそうです。
　
　

　そしてさらにもっと大きく変われるのが
　ピアノ学習！


　大きくなってから、テスト前に
　朝から晩までず〜〜〜〜っと！勉強してるのに
　それでも成績が上がらないなんて、辛いです。

　
　小さいうちに集中力を身につけて、
　頭の中もよりよく変えておくって、素敵じゃないですか！



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