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学習障害も救ったピアノと読書

 ちょうど去年の今頃、
 私は、ある卒業生のお子さんの「大学受験結果」を
 毎日待っていました。


 結果は〜現役合格!!


 小1から7年間、一緒に勉強した生徒さんでした。

 
 レッスン初日から「ちょっと違う・・・」という私の勘が
 見事?にあたり、
 「学習障害」がありました。
 

 具体的には「ディスレクシア=識字障害」。


 一つずつの音符なら大丈夫、しかし
 音符が楽譜となって横に進んでいくと
 目で追うことができませんでした。


 学校でも国語でかなりの苦労をしていました。




 今なら、私にも
 多少の知識やノウハウがあります。
(フィギャーノート・ベーシックインストラクター)


 しかし当時、私はもちろん、
 各学校の先生方も「???」な状態。
 

 ご本人がはっきりとした診断を受けるまで
 何年もかかったくらいです。


 レッスン時間を最大にして頂き、
 「ピアノ指導や聴音」と「本の読み聞かせ」を
 毎回のレッスンに取り入れました。


 この特殊レッスンは、
 他の生徒さんが帰った後の時間帯。


 時には一緒に書き取りや、作文、
 計算問題、お絵描きもやりました。


 
 同居していた私の母が骨折&認知症となり
 本格的な在宅介護が始まるまでの7年間、
 なんとか続けられたこのレッスン。
 私が続けられなくなってからは
 幸いなことに、他県に住むこの方のおばあちゃまが
 スカイプで「読み聞かせ」のみ、続けて下さいました。


 とても音楽が好きなお子さんでしたが、
 それ以上に「読み聞かせ」が大の大の大好きでした。
 自分で自由に本を楽しむこと、
 本の内容を知ることが難しかったからでしょう。




 今は行きたかった大学で、
 一生懸命に勉強しています。
 しかも、かなりいい成績を叩き出しているそうです。



 学習障害があっても諦めないで、
 できることをやり続けた好例だと思っています。

 「聴く」訓練を楽しみながら続けた結果、
 脳の構造自体が良い状態に変化したと。

 
 音楽や読書には、その力があるのです。
 


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