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もし、子どもが「やめたい」って言ったら?

引き続き、
 アニータ・コリンズ博士のお話。
 (音楽教育家、脳科学と音楽の研究者)

昨日は娘さんのことでしたが

今日は、博士自身のことから始まります。




(日本語訳)

  『実を言うと、

  私は7〜8 歳の時に読む事に問題がありました。

  言葉とアルファベットが

  頭の中で混乱していました。

  私の努力不足だったのかも知れません。

  私の母は読み方の先生をしていたのに・・・

  9 歳になった時、

  ある人からクラリネットを頂いたのです。

  フルートが欲しかったのに、

  たまたまなくて、

  クラリネットならあるよ、と。

  そこから クラリネットの吹き方を習い、

  楽譜の読み方を習いはじめました。

  それから約6ヶ月以内で、

  言葉とアルファベットの関係が

  分かる様になってきたのです。

  この二つの事象が

   関連しているという証拠を

  提示する事はできません。

  しかし

  今まで読んできた神経科学者による

  研究報告の全てを通して、

  この二つは関連していたと確信しています。



  さて、これらの全ての研究、

  全ての知識を

  どの様に扱っていったら良いでしょうか?

  まず、私たちは

  今までと違う考え方をしなければいけません。

  音楽は美しく、素晴らしい芸術の一つです。

  地球上の全ての人は日々、

  多種多様な方法で音楽を楽しんでいます。

  でも,音楽教育という面においては、

  何かを忘れているかも知れません。

  音楽教育がもたらすだろう、

  私達の想像を超えた、

  世界を変えるばかりの効果を。




  これから私達は

  聞こえてくる音を違う様に聞く事にしましょう。

  もしバイオリンの初心者が

  引っ掻く様なピッチから外れている音を出しても

  気分を害さないで下さい。

  その小さい子供は

  正しいピッチをつかもうと頑張っているのです。

  彼らの学びの過程に

  配慮した行動を取れるはずです。

  あなたのお子さんやお孫さんの

  一年に一回の発表会に行くだけではなく、

  レッスンやリハーサルも参加できるか、

  先生に聞いてみて下さい。

  学びの過程を見て、

  学びの不快さをも楽しめるのを

  見てあげて下さい。

  その頑張りを認めて下さい。





  もしお子さんかお孫さんが

  トロンボーンを習っていて、

  6ヶ月も経つのにまだ殆ど成果が出なくて、

  やめたいと言い出したら、

 やめさせてはいけません。



  10 年 20 年後に

     感謝される方の
  選択をして下さい。


  

 博士の発表の日本語訳はここまでです。




 どんな習い事でもそうですが、

 子ども達ってすぐに

 「やめたい」「もうイヤだ」って

 いいますよね!?

 我が家もまさしくそうでした。

 本人が習いたいったので

 習わせたバイオリン。

 ちょうど6ヶ月ほどで

 レッスンに行く途中の道端にあった

 電信柱の後ろに隠れて

 出て来なくなりました。そして

 世にも哀れな形相で

 「バイオリンのレッスンには
       行きたくない」と。

 ピアノであれば

 どこがつまづきの原因か、

 どうすればそこをクリアできるかが

 わかるのですが、

 バイオリンはさっぱり??

 なので、

 あっさりやめさせてしまいました。

 これがどうも良くなかった!!

 この続きはまた明日!



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