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臨む姿勢を履き違えない…

コンクールなどを受けたいと思われる方に、いつも頭に置いていてもらいたいのは、「賞を目指す」演奏をするのではなく、いかに普段注意して練習したことが本番で出来るかを考える演奏をしてもらいたいということです。

参加するからには、誰でも○○賞と、名のつくものをとりたい!と、思われるのは普通の感情ですし、受賞すればとても嬉しいですし。。。


しかし、審査員のいらっしゃる独特の雰囲気の中で、いつも通りの演奏はなかなか出来ません。
あんなに練習したのに…、何故あんなに頑張ったのに…、と自分を不甲斐なく涙することも少なくありません。
「賞」を目指される練習では、絶対に失敗されます。

我が子も経験して来ましたが、その時、自分が納得できる演奏が出来た!日頃頑張って練習して、苦手だったところが本番で出来た!緊張感の中でやり遂げられた!
その経験が一番大切なのだと思います。


審査員の講評を頂き、全ての先生が同じ言葉を書いてあるわけではありません。先生によって、全く逆の解釈をされている事も多々あります。
しかし、どちらも有り難く頂きながら、自分なりにその言葉の意味を考えながら、自分自身で納得できる曲の解釈、音色、タッチが徐々に出来た時に、結果も伴ってきます。

受賞できなかった…私、僕はだめなんだ…と、思うのは違います。

参加する意味をはき違えないでいてもらいたいです。
可能性を沢山秘めていらっしゃるのです。

私も、我が子も恩師に必ず言われましたが、「賞をとるために参加するのではないのよ。そういう場に出て演奏する、その機会を目指して練習する事が大切なのよ。そして回数を重ねるごとに、必ず得るものが賞意外にあるのよ。」

それを身をもって経験してきたので言えることは、まずは、小学生さんたちは特に「自分の納得のできる演奏」を目指して、参加されてください。

そして、普段の平常心で弾いているように、本番でいかに演奏をやり遂げられるか、そのためにその機会を重ねてみようという気持ちでいて欲しいです。

その結果が受賞の形で伴ってきたら、更に嬉しいですね。

ご父兄の皆さまにおかれましても、受賞を目指してというお声がけはなさらないようにして頂けたらと思います。

まず、挑戦しようとされたこと、やり遂げられたことを
「認めてあげる」
そして
「ほめて差し上げる」
それが最も大切なことだと、子育てを通じて感じております。


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