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ピアノと電子ピアノの違い

今回は私の教室に新しく入会していただいた方から
よくご質問をいただく楽器のことについてお話しさせていただきます。

一番多いご質問がピアノか電子ピアノはどちらを選ぶべき?一体何が違うの?
ということです。
まず今日はそのお話から。

それぞれの特徴を書いてみました。

⚫️アコースティックピアノ(電子ではない普通のピアノ)

・花にたとえると生花(個性のある美しさ)

・ハンマーが弦を打ち、弦、響板の振動によって楽器全体の骨組みやひとつひとつの部品、楽器全体が響き、周りの空気と混ざり合い音が出る。

・弦を叩くハンマーは高級な羊毛などで作られており、弾く人の表現力により
   強弱はなめらかに幅広くつけられ、音色に多彩な変化がつけられる。

・一台ずつ楽器にも個性があり、演奏する人、置き場所、会場により響き、音が違ってくる

・古くなっても値段が付き売れる(中国など海外で日本製は人気)
  ※特に昭和50年代~平成4年までのピアノはバブル期の品物で木質が良く人気があり、
   今でも高値がつく。

・1年に1度は調律が必要
   (調律代は年に12000~15000円位で月にすると1000円強)

・グランドピアノはスペースを必要とする、アップライトピアノては高さの圧迫感がある

・ヘッドホンが使えるタイプもあるが価格は高くなる

⚫️電子ピアノ


・花にたとえると造花(皆同じ美しさ)

・生のピアノの音をサンプリングしてデジタル信号により音源に働きかけてスピーカーから発音する。
   ※人によっては電子ピアノだと正しく音程を聴き分けられない場合もある。

・強弱は若干つけられる機種もあるが生のピアノの表現力とは雲泥の差がある。強弱は段階的に変化してしまい、そっと押さえてもある程度の強さの音が出てしまう。

・誰が弾いても音色は全く同じで変えられない

・2年で価値は0になる、要らなくなったら粗大ゴミ扱いとなる

・調律は必要ない

・高さの圧迫感がない

・ピアノの代用品として使用するなら標準鍵盤88鍵の物を選ぶ必要があるので横幅はピアノとあまり変わらないスペースを必要とする

・ヘッドホンが使える

   

   ●電子ピアノは造りも音を出す方法もピアノとは全く違う。
    あくまでもピアノの代用品の電気製品であり,楽器とは呼べない。

   ●楽譜の読み方を学ぶための勉強には電子ピアノでも差し支えはない。

   ●楽器としての弾き方(指のタッチ,ダイナミクス,音を響かせる奏法,音色の違い,
    美しい音を出す)などは電子ピアノでは学べない。


  

いかがでしょうか?
違いをお分かり頂けましたでしょうか?

楽器の購入はピアノのレッスンでの重要な項目となりますので
必ず講師にご相談くださいね。

次回も,ピアノについて保護者の皆様からよくいただく質問について
書いていきたいと思います。


当教室ではご入会いただいた時に
楽器についてのご相談にも応じます。
丁寧にご説明をするように心がけております。
保護者の方,生徒さまには納得してからの
ご購入をお勧めしています。



























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