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〈譜読みについて〉全体から細部へ 補足

先日のブログ記事、〈譜読みについて〉全体から細部へ

これにつけ足して書いておきたいことがありました!
この方法で譜読みをしていくと、

譜読みと同時に暗譜も出来る

というお得感があります。

全体→細部→全体→細部という順で集中して譜読みをしていくうちに、曲を理解すると同時に手指の動かし方が身に付きます。
譜読みが終わる頃には、暗譜もほぼ出来ている!

実際のところ、去年のソロリサイタルでのアンコール曲は1時間程度で譜読みと暗譜が出来ました!

そのためには譜読みの段階で、ただ音を読むだけでなく、強弱や音楽表現の要素を感じ取りながら進めることが大切です!

ところで先日、アメリカでの恩師ローゼンバウム氏がオンラインコンサートで弾いた曲、シューベルトのト長調のソナタ D.894。外出自粛期間中、先生は生まれて初めてこの曲に取り組んだそうです。(シューベルトは得意で大好きだからソナタ全曲やっているのかと思っていました。意外でした!)そしてZOOMでの質疑応答の時間、とある聴衆から「どうやって暗譜するのですか?」という質問に対して

「譜読みするのと同時進行で暗譜しましたよ」

と答えていました。

70代後半の先生。
新しいレパートリーを開拓し、暗譜で演奏している。
頭が下がります。それと同時に、先生も譜読みと暗譜を同時にやっていることに嬉しさを覚えました。
将来、私もそんなおばあちゃんピアニストになってるといいな。

さて次こそは、ピアノソロ曲ではなく他楽器とのアンサンブルやデュオ、歌曲の場合の譜読み方法について書きたいと思います。


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