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譜読みについて

「どうやって譜読みしてますか?」

20代以上のレッスン会員さん3人に聞いてみました。3人はこれから新しい曲に取り組もうとしていたので、いい機会でした。みなさん趣味でピアノを弾いていますが、それなりに弾ける人たちです。ちなみに次に取り組む曲は、順不同で
プロコフィエフのソナタ第3番
ラヴェルの《鏡》より「洋上の小舟」
ショパンの〈黒鍵〉エチュード

そうしたら3人とも
「片手ずつです」
という答え。

え?

みなさん、それが当たり前で今まで譜読みに取り組んでいたのですね。

「いやいやいや、あなたくらい弾けるなら、最初から両手でゆっくり譜読みしてね。次のレッスンまでに弾けるのがページ半分でもいいから!」

そう伝えて、次のレッスン。
〈両手ゆっくり譜読み〉の感想を聞いてみたら、
「音を下から(注:低音から)読みとるようになりました」
「全体が聞こえるようになりました」
という好反応!

でも、
「集中するから、すぐ疲れて眠くなっちゃいます」
「とても肩が凝ります」
という意見もありました。

〈片手ずつ譜読み〉の害は大きいです。これは、声を大にして言いたい!
大切な和声進行を聞き取ることなく、ただ物理的に手指だけで曲を弾くことになります。

最初から両手でゆっくり譜読みすることで、音楽の言語である和声を感じ取りながら曲を理解できるはず!

譜読みについて、次に続きます!


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