日本全国のピアノ教室が5000件以上掲載!

効率のよい練習とは?

〈今朝投稿した記事が途中で切れていたので、再投稿です〉
機種依存文字や絵文字、URLと誤解される半角英数字の羅列を書くとブログがうまく投稿できないようですね。。。



私が考える、効率のよい練習とは?

ひと言でいえば、集中力が続く間だけ練習するという方法です。

一般的に言われている説からすると、人間の集中力は15分程度。自分でも、本当にそうだなぁ…と思います。

そして集中力が続いているあいだに、どのように練習するか。これが重要です。

…でも、これが究極に難しいのです。

ある曲のなかで技術的に難しいところがあるとします。
自分にとって何が、どのように難しいのか、考える。
この時点で《15分集中練習》は始まっているのです。
そして、最適な解決方法を考えて、試す。
●遅めのテンポで弾く。
●だんだん速くする。
●リズム変えをして弾く。
などなど。
こうして弾いているあいだも、問題解決に向けて常に意識を集中させる。よく聴く。音楽的な観点も忘れないようにする。(フレーズの区切り方、和声の進み方、強弱など、挙げたらきりがありません。)

このように練習していたら、15分経ったらクタクタになります。
…あ、私の場合はね。
ですから15分経って集中力が切れたら、気分転換します。歩き回ったり家事をしたり全く別のことをすると、また次の15分間を集中できます。


一方、上記と同じメニューの練習内容で、意識は上の空で手と指だけ動かしていたとします。
この場合、たいがい音楽的な観点は忘れられています。
不思議なことに15分なんてあっという間に過ぎていきます。
同じメニューを1時間も練習したら、たくさん練習した気分になります。上達したはず!と思えます。

しかしながら、どちらの方法が確実に上達するかと言うと、絶対に前者の《15分集中練習》なのです。

あくまでも私個人の経験です。統計を取ったわけではありません。でも、古屋晋一さん著「ピアニストの脳を科学する」に同様のことが書いてあり、実験と統計分析から証明されています。

ですから、私はレッスンで〈自宅での練習方法〉を説明するとき、いつも「短く区切って」「集中して」「よく聴いて」練習するようにお伝えしています。





ここで厄介なのが、後者の方法でも「ある程度は」上達する、ということです。つまり反復練習をしていれば、意識を集中していなくても身体が勝手に動くようになります。
私も以前はそうでした〜!今でもそんな時はありますよ〜!!
このような練習方法が、ある意味では「一般的」なので、「ピアノは長時間練習しないと上達しない」という先入観や固定観念があるのかなぁ、と思います。


イマイチまとまりのない記事になってしまいました。
以上、私が考える効率のよい練習について書いてみました。


↓お問い合わせは、こちらからどうぞ!↓
↑体験レッスンお申し込みも、こちらからどうぞ!↑

このブログへのコメント