日本全国のピアノ教室が5000件以上掲載!

部分練習のポイント

こんにちは、梅本慧子ピアノ教室のうめもとけいこです。

お子さまが家で練習していて、何度も同じ場所で突っかえている。
そんな様子を見聞きしたことはありませんか?

今回は、練習のポイントについて書いていきます♪

曲が難しくなるにつれて、うまく弾けないところが必ず出てきます。
そこで大事なのが、部分練習を行うことです。
どうして弾けないのかを考え、理由を認識した上で、意識的にその箇所を練習しましょう!

うまくいかない原因には幾つかありますが、今回はテクニック面での事例に絞って、練習例を挙げていきます。

部分練習のポイント1
まずは、弾けない部分のテンポを落として、ゆっくりと弾いてみましょう。
そして、どうしてうまくできないのかを考えます。

・指の動きを把握出来ていない
右手と左手、それぞれの音の動きを確認してみましょう。
そして、両手で弾くときには左右の音の動きを意識します。
同じ動きをするのか、違う方向にいくのか、右手だけ跳躍する等、意識して指を動かすことで、うまくいくようになることがあります。

・指がもつれて、思うように動かない
指が動かない時は、その指の訓練をする必要があります。
付点や逆付点、スタッカート練習などのリズム練習で、指の訓練を行いましょう。その際にも、最初はゆっくりと練習し、すこ~しずつテンポを上げていきましょう!

・指の動きは把握しているし、指も問題なく動いているが、なぜか突っかえてしまう
そんな時は、フレーズ(音楽の区切り)の場所を変えて練習してみると良いです。
例えば、「ドミソファレミド」というメロディーがあったとして、
それを1つのフレーズで弾いてうまくできない時、
「ドミソ、ファレ、ミド」と分けて感じてみます。
そうすると、意外とすんなりと弾けたりします。
そのように感じて、うまく弾けるようになったら、本来のフレーズ感で弾けるようにしていきます。

さぁ!部分練習はバッチリ!
最初から通してみたら、あれ?またうまくいかない!
さっきは弾けるようになったのに~
なんて場合もよくあります。

そこで、もう1つのポイントをご紹介します。

部分練習のポイント2

・弾けない箇所がスラスラと弾けるようになったら

・その少し前から、弾けない箇所、または少し後まで通す

・そのもっと前から弾けない箇所、またはその後まで通す

・最初から通す

というように、最初から通して弾くのは、弾けない部分の前後を通せるようになってからにしましょう。

このように、段階を幾つか踏むことで、時間を費やすようにも感じられますが、意外とこの方が早くうまく出来るようになり、弾けないことへのストレスも減ります。

突っかえる度に最初に戻って繰り返し弾いていると、練習に時間も要し、非効率です。

通して弾きたがるお子さんも多いですが、限られた時間の中で効率よく練習を行うためにも、部分練習の習慣付けをおすすめします!


最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
宜しければ、HPも見ていただけると嬉しいです。
梅本慧子ピアノ教室HP
https://umemoto-piano.com/


↓お問い合わせは、こちらからどうぞ!↓

最新情報:ただいま、生徒募集は行っておりません



<< 前のページに戻る ↑体験レッスンお申し込みも、こちらからどうぞ!↑

このブログへのコメント